「『わたしに従ってきなさい—初等協会用』を活用する」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「『わたしに従ってきなさい—初等協会用』を活用する」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
『わたしに従ってきなさい—初等協会用』を活用する
初等協会で教えるために備える
家庭における個人と家族の学習は,福音学習の中心であるべきです。これは,あなた自身やあなたの教える子供たちにも当てはまります。教える準備をする際には,まず自分が聖文から学ぶ経験をすることから始めましょう。聖文を調べ,聖霊の導きを求めることが,最も重要な備えとなるでしょう。
『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』も,あなたの個人学習と教える準備の両面において,重要な役割を果たします。聖文に書かれた教義上の原則について,さらに理解を深める助けとなるでしょう。
また準備をする際,あなたが教える子供たちについて様々な思いや促しがもたらされるでしょう。聖文にある原則がどのように子供たちの生活を祝福するかについて,洞察が与えられます。子供たちが自分で,また家族とともに聖文を学ぶ際,これらの原則を見いだせるよう促すための導きが与えられるでしょう。家庭の事情により,家族で定期的に聖文研究や家庭の夕べをしていない子供たちに配慮することを忘れないでください。
教えるためのアイデア
教える準備をする際,このリソースにある教え方の概要を参照することで,さらなる霊感を受けられるでしょう。これらのアイデアを事細かな指示としてではなく,自分で霊感を得られるようにするための提案として捉えてください。あなたは子供たちを知っていますし,今後クラスで交わるにつれて,子供たちのことをもっとよく知ることができるようになるでしょう。主も子供たちを御存じで,子供たちを教え,祝福する最良の方法について霊感を与えてくださいます。
準備するうえで,『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』や教会機関誌に載っているアイデアを含め,多くのリソースを利用できます。これらのリソースやその他のリソースについて,詳しくは本リソースにある「子供たちを教える—その他のリソース」を参照してください。
留意すべきこと
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両親には,子供たちを教えるという主要な責任があります。教師として,あなたには家庭における福音の学習をサポートし,励まし,その上に築き上げるという重要な責任があります。家庭で福音を教えていない親を持つ子供に気を配ってください。家庭の状況に関係なく,すべての子供が福音の話し合いに参加できるようにしてください。
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子供たちは,知っていることを分かち合うことによって学ぶことができます。子供たちが聖文から学んだことを互いに教え合うときが,最も効果的に教える機会となることがあります。子供たちが分かち合う機会をたくさん設けてください。
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歴史的背景を知っていると,子供たちにとって教義と聖約の教えは理解しやすくなります。歴史的背景は『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』や『教義と聖約物語』から見つけることができます。
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反復は効果的です。子供たちは,様々な活動を通じて繰り返し福音の真理について教わることで,より効果的にその真理を学ぶことができます。学習のための活動の一つが子供たちにとって効果的であることが分かったら,繰り返し行うことを検討するとよいでしょう。年少の子供たちを教えている場合は特にそうです。以前のレッスンで行った活動を復習してもよいでしょう。
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天の御父は,あなたが教師として良い働きができるよう願っておられます。そのために,教師評議会集会をはじめ,あなたの助けとなる多くのリソースを提供してくださっています。これらの集会では,あなたが直面する問題についてほかの教師とともに評議することができます。また,キリストのように教える原則について話し合い,練習することもできます。
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年少の子供たちを教えていて,さらに助けが必要な場合は,本リソースの「年少の子供たちの必要を満たす」を参照してください。
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このリソースには,年間を通じた各週の概要が載っています。総大会やステーク大会などの理由で初等協会が行われない日曜日には,概説されたスケジュールに沿って,教義と聖約を家庭で読み続けることができます。教える機会のないレッスンについては心配せず,その週に割り当てられた概要を教えてください。