「5月29日-6月4日 マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章:『記念するため』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:新約聖書 2023年』
「5月29日-6月4日 マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2023年』
5月29日-6月4日
マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章
「記念するため」
マタイ26章;マルコ14章;ヨハネ13章を読みながら,あなたが教える子供たちに祝福をもたらすと感じる原則を探してください。
分かち合うよう招く
『福音の視覚資料集』54-56番など,これらの章に書かれている出来事の絵を見せ,どのような場面の絵か子供たちに話してもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
聖餐はイエスについて考える助けになる。
聖餐を取ることは,イエスがわたしたちのためにしてくださったことを思い起こす機会であることを,子供たちに理解してもらいます。
活動案
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イエスが聖餐を紹介したときの話をかいつまんで話します。「だい49しょう:さいしょのせいさんしき」(『新約聖書ものがたり』124-126,またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオ)を用いてもよいでしょう。なぜわたしたちは聖餐を取るのでしょうか。聖餐の間わたしたちはイエスについて思い起こすことを,子供たちが理解できるように助けます。
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子供たちに一切れのパンと,水の入ったコップを見せます。聖餐のパンと水が何を表しているかを知っているか,子供たちに尋ねます。これらの象徴は,イエスがわたしたちのために亡くなり,死からよみがえられたことを思い起こさせてくれることを説明します。
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子供たちに,目を閉じて,自分の愛する人を思い浮かべてもらいます。次に,その人について話すよう勧めます。再び目を閉じて,救い主について考え,今度は主について知っていることを話してもらいます。毎週聖餐の間,イエスについて考えるよう励まします。
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聖餐のときにイエスのことを思い起こして敬虔になるためにできることを,子供たちに演じてもらいます。今週の活動ページにある冊子を作り,聖餐の間それを見てイエスのことを考えるよう,子供たちに言います。また,教会機関誌からイエスの絵を幾つか探し,聖餐の間に見るためのコラージュを作ってもらってもよいでしょう。
イエスのように,わたしは人を愛することができる。
イエスは周りの人々に思いやりを示すことによって彼らへの愛を示されました。あなたの教える子供たちは,どのような機会に人に愛を示すことができるでしょうか。
活動案
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子供たちが今年学んだ,イエスが人に愛を示された話の絵を見せます(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の過去の「今週の概要」参照)。ヨハネ13:34-35を読み,子供たちに次の言葉を繰り返してもらいます。「わたしがあなたがたを愛したように,あなたがたも互に愛し合いなさい。」わたしたちは,家族や友達にどのようにして愛を示すことができるでしょうか。
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一人の子供に救い主の絵を持ってもらい,クラス全体で「共に愛し合え」(『子供の歌集』74)など,救い主の愛についての歌を歌います。子供たちにハート形の紙を配り,そこに自分がだれかに愛を示すために何かをしている絵を描いてもらいましょう。
教義を教える:年長の子供たち
聖餐は,イエス・キリストと,主がわたしのために払われた犠牲について思い起こす助けになる。
子供たちが聖餐をさらに価値ある経験にすることができるよう,どのように助けることができるでしょうか。
活動案
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子供たちに,何節ずつか交代でマタイ26:26-29またはマルコ14:22-24(ジョセフ・スミス訳マルコ14:20-24〔『聖句ガイド』内〕も参照)と,教義と聖約20:75-79を読んでもらいます。二つの聖句の中に,似ている言葉や考えはありましたか。
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聖餐の間,イエスについて考えるためにどのようなことをしているか,子供たちに尋ねます。聖餐のときに読める聖句や賛美歌の歌詞を子供たちに見つけてもらい,それをカードに書いて,次に聖餐を受けるときに子供たちが参照できるようにします。これらの歌を数曲子供たちと歌います(『賛美歌』96-113番参照)。
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聖餐の祈りの中から大切な言葉をホワイトボードに書き,子供たちが暗記できるように助けます。これらの言葉は,どのような意味ですか。毎週バプテスマの聖約を新たにすることはなぜ大切なのでしょうか。
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一人のアロン神権者を招いて,聖餐を準備し,祝福し,配る経験について話してもらいます。これを行うのに,どのような準備をしていますか。聖餐の準備をするときに,どのような気持ちがしますか。パンと水は,救い主を思い起こすのにどのような助けになっているでしょうか。
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バプテスマを受けた子供たちに,自分のバプテスマについて覚えていることを話してもらいます。どのような気持ちがしましたか。どんな聖約を交わしましたか(モーサヤ18:8-10参照)。毎週聖餐を取ることは,もう一度バプテスマを受けるのと同じであり,罪の赦しを受けて聖約を新たにすることができると子供たちに話します。
イエスは人に仕える方法をわたしに示された。
救い主が弟子たちの足を洗われた話を学ぶと,あなたが教えている子供たちは,周囲の人たちに愛を込めて奉仕しようという気持ちになるでしょう。
活動案
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クラスの数日前に,一人の子供に,ヨハネ13:4-9を読んでペテロの視点からその内容をクラスで話すよう頼んでおきます。救い主はペテロやほかの使徒たちに何を教えようとしておられたのでしょうか。この話からイエス・キリストについて何が学べるかを,子供たちに話してもらってもよいでしょう。人に奉仕することについて,何が学べるでしょうか。
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ヨハネ13:12-17を一緒に読みます。救い主がだれかに奉仕されたときのことについて,各自で書いてもらいます。主の模範から学べることも,その中に入れてもらいます。助けが必要であれば,ビデオ「キリストのような特質」(ChurchofJesusChrist.org)から例を探してもよいでしょう。書いたことをクラスで発表してもらいます。
イエス・キリストの弟子は,イエスがなさったように人を愛する。
バプテスマを受けるとき,わたしたちはイエス・キリストの弟子になるという聖約を交わします。ヨハネ13:34-35で,救い主は,わたしたちは自分が主の弟子であることをどのように示すことができるかを説明しておられます。
活動案
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ホワイトボードに次のように書きます。「わたしがあなたがたをように,あなたがたも互になさい。」(ヨハネ13:34)子供たちに,聖文を調べて空欄を埋めるよう言います。わたしたちがキリストの弟子であることを示すために,ほかにどのようなことができるでしょうか。子供たちはホワイトボードの文の空欄に入れる言葉として,思いつく言葉にはほかに,「……〔に〕仕えた」と「仕え合い」,「教えた」と「教え合い」などがあるかもしれません。
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子供たちに,ヨハネ13:35を読んで,自分の知っている人でイエス・キリストの弟子の模範になっている人を思い浮かべてもらいます。その人たちがどのようにして,救い主がされたように人に愛を示しているかを話してもらいましょう。
家庭で学ぶよう励ます
クラスで学んだことで実行しようと思うことを家族に伝えるよう,子供たちに勧めます。例えば,聖餐の間,どんなことをしてイエス・キリストを思い起こすかを話すことができるでしょう。