「7月3－9日 使徒1－5章：『あなたがたは……わたしの証人となるであろう』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用：新約聖書 2023年』
「7月3－9日 使徒1－5章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用：2023年』
「五旬節の日」Sidney King画
7月3－9日
使徒1－5章
「あなたがたは……わたしの証人となるであろう」
使徒1－5章を読んで，準備を始めましょう。よく祈って，あなたが教える子供たちに何が必要かを理解できるよう努めます。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』とこの概要も，助けになるでしょう。
分かち合うよう招く
ホワイトボードに，「わたしはだれでしょう？」と書きます。ペテロに関する幾つかの文章を読み，だれについて説明しているか子供たちに尋ねます。ペテロについて，子供たちはそのほかにどのようなことを知っているでしょうか。
教義を教える：年少の子供たち
イエス・キリストは預言者と使徒を通して教会を導かれる。
救い主が使徒を通して古代の教会を導かれたことを学ぶと，子供たちが現代の預言者と使徒に対する証を得るための助けになります。
活動案
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『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要に載っている1ページ大の絵を見せます。人々が空を見つめているのはなぜだと思うか，子供たちに尋ねましょう。使徒1：1－11の物語をかいつまんで話します。（「だい55しょう：しとたち，教会をみちびく」『新約聖書ものがたり』145－147，またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオも参照）一人の子供に現在の使徒たちの写真を掲げてもらいます。イエス・キリストが地上におられないときには，主が教会を導かれるのをだれが助けますか。
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生ける大管長会と十二使徒の写真を二枚ずつ使って，神経衰弱ゲームをします。同じ写真が一組そろったら，その使徒または大管長や管長の名前と，その人について知っていることを話してもらいます。
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大管長の写真の裏に，救い主，バプテスマ，神殿など，大管長が教えているものの小さな絵を幾つか貼ります。子供たち一人一人に，順番に絵を一枚ずつ見せ，ほかの子供たちに向けて「預言者は〔絵のテーマ〕について教えています」と言ってもらいます。預言者と使徒たちは，イエスがわたしたちに知ってほしいことや，行ってほしいと望んでおられることを教えてくれることを証してください。
天の御父はわたしを通して人々を祝福することがおできになる。
子供たちが，周りの人に祝福をもたらす方法に気づけるよう，どのように助けられるでしょうか。足の不自由な人を癒したペテロとヨハネの模範から，子供たちが学べるように助けます。
活動案
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使徒3：1－10の物語に合わせて，身振りをするよう子供たちに言います。例えば，手を差し出してお金を乞う，喜んで飛び上がるなどです。天の御父は，歩けない男性をどのように祝福されましたか。
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人々を祝福し，人々に仕える方法を表した写真または絵を袋に入れて持って来ます。子供たちに，順番に袋から写真や絵を選んでもらい，その方法に倣って，どのように人々に祝福をもたらすことができるかを話してもらいます。
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だれかを助けたときのことを，子供たちに分かち合ってもらいましょう。
わたしは正直になることができる。
初期のクリスチャンは，自分たちが持っているものを分かち合ってお互いに助け合いました。土地を持っていた人々は，それを売って得たお金を使徒に差し出し，使徒は各自の必要に応じてそれを聖徒たちに与えました。アナニヤとサッピラは，主の僕を欺くことができると思い，不正直に献金しました。
活動案
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必要に応じて助けながら，子供たちにアナニヤとサッピラの物語を演じてもらいます。わたしたちはうそをついても死ぬことはないかもしれませんが，この物語は天の御父に対して正直であることの大切さを示していることを説明します。
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「わたしたちは，正直であるべきことを信じる」（『子供の歌集』143）など，正直さについての歌を一緒に歌います。正直であることとは，いつもほんとうのことを話すことであり，だれかの物を取らないことであることを，子供たちに理解してもらいます。
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紙袋で作った人形を使って，だれかが正直なことや不正直なことをする場面を演じます。その人が正直なことをしたら立ち上がり，不正直なことをしたら床に座るよう子供たちに言います。正直でいることがなぜ大切なのか，子供たちが理解できるよう助けてください。
教義を教える：年長の子供たち
イエス・キリストは預言者と使徒を通して教会を導かれる。
今日の救い主の教会は昔と同様に，預言者と使徒によって導かれていることを子供たちが理解できるよう，どのように助けますか。
活動案
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ホワイトボードに，「イエス・キリストは，地上におられないときにどのようにして教会を導かれますか？」と書きます。使徒1：8に書かれた使徒たちに対する救い主の言葉をあなたが読み，子供たちには質問の答えを聞き取ってもらいます。子供たちが，イエスは昔と同じように，今日の教会を導くために預言者と使徒をお選びになっていることを理解できるよう助けてください。
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使徒1：22－26を一緒に読んでください。クラス全体で，使徒たちがどのようにして新たな使徒を召したかを調べます。
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事前に，一人の子供とその親に依頼し，最近召された使徒について学んでもらいます（使徒についての情報は「十二使徒定員会」ChurchofJesusChrist.orgで見つかります）。その子供に，学んだことをクラスで発表してもらいます。可能であれば，その使徒が最初の総大会での説教で，自分の召しについてどのようなことを述べたかについても発表してもらいます。
イエスが天に昇られた後，使徒たちが教会を導いた。
聖霊は，福音の真理についてわたしの心に証してくださる。
子供たちは，聖霊がどのように語りかけられるかが分かるようになると，受けた霊感に耳を傾け，それに従って行動しようという気持ちになるでしょう。
活動案
天の御父はわたしを通して人々を祝福することがおできになる。
「金銀」がなくとも人々に祝福をもたらすことができることを，どうすれば子供たちに教えられるでしょうか（使徒3：6）。人々に仕えることによって神に仕える機会があることを子供たちに理解してもらうには，どのように助ければよいでしょうか（モーサヤ2：17参照）。
活動案
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一人の子供に使徒3：1－10を読んでもらいながら，ほかの子供たちに物語を演じてもらいます。（「だい56しょう：ペテロ，男をいやす」『新約聖書ものがたり』148－149，またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオが参考になります。）ビデオ「ペテロとヨハネは生まれながら足のきかない男を癒やす」（ChurchofJesusChrist.org）を見せてもよいでしょう。この男性が受けた祝福は，男性が求めていた金銭と比べてどれくらい大きなものでしたか。
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硬貨の入った袋を子供たちの手から手に回します。袋が自分のところに回ってきた子供には，お金でどのようなものが買えるか尋ねます。子供たちに，わたしたちがほかの人に与えることができるもので，お金のかからないものは何か尋ねます。どうすれば，ほかの人が救い主に近づくのを助けられるか，意見を言ってもらいましょう。それは，お金のかからない贈り物です（使徒3：6）。
家庭で学ぶよう励ます
今週，家族のだれかを助けることによって，天の御父に仕える方法を一つ計画するよう子供たちに勧めます。
教え方を改善する
聖句を暗記する。使徒2：38や使徒3：19など，クラスの子供たちの助けになりそうな聖句を選び，その聖句のフレーズを子供たちが暗記できるよう助けます。視覚教材を使ったり，体を動かしたりするのも，聖句を覚えるのに役立つでしょう。