「12月11－17日 黙示6－14章：『小羊の血……によって……うち勝〔つ〕』」『わたしに従ってきなさい—個人と家族用：新約聖書 2023年』
「12月11－17日 黙示6－14章」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用：2023年』
合成作品／Eric Johnson：「大会議」Robert T. Barrett画；星団の画像／欧州宇宙機関の厚意により使用
12月11－17日
黙示6－14章
「小羊の血……によって……うち勝〔つ〕」
ジョセフ・スミスは，黙示録は「神から命じられて書かれた書物の中で最も分かりやすいものの一つです」と述べています（in Journal, December 1842–June 1844; Book 2, 10 March 1843–14 July 1843, 98, JosephSmithPapers.org）。クラスの参加者が，これらの章から分かりやすい真理を見つけられるよう，どのように助けることができるでしょうか。
分かち合うよう招く
クラスの参加者が黙示6－14章を研究する中で理解したことを振り返れるように，6から14までの数字をホワイトボードに書いてください。クラスの参加者に，数字の横に，該当する章で見つけたことで，末日を生きる人に関係のあることを書き込んでもらいます。
教義を教える
イエス・キリストは巻物の封印を解かれる。
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クラスの参加者が，七つの封印がある巻物（黙示5：1参照）をイメージできるように，古代の巻物は少量の粘土やろうで封印されることが多かったことを説明します。粘土やろうが固まる前に，そこに指輪や型を押し付けて跡を付け，その巻物に封をした人物の権限を示し，権限のない人が封を解くことを防ぎました。次にクラスの参加者に，黙示6章；教義と聖約77：6－7；『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要でこの巻物について読んでいる間に浮かんだ考えや印象を分かち合ってもらうとよいでしょう。この巻物の象徴的な意味を知っていることは，なぜ大切なのでしょうか。救い主が巻物のそれぞれの封印を解く御方だと知っていることは，なぜ大切だと思いますか（黙示5：1－9参照）。
「この世の国は，われらの主……の国となった。」
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黙示7－11章は理解するのが難しいかもしれません。日曜学校のクラスに集まることで得られる祝福の一つは，参加者が互いに聖句を理解できるよう助け合えることです。これらの章についてクラスの参加者が持っている疑問をリストにして，互いに分かることを分かち合うように促しましょう。自分は知識があると思っている人も，自分はあまり良く知らないと感じている人も含めて，これらの章について自分の理解していることを分かち合うよう参加者全員を励ましてください。
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まず，クラスの参加者に黙示7－11章に繰り返し出てくるテーマにはどのようなものがあるかを尋ねることから，話し合いを始めましょう。それらのテーマが見つかる節を分かち合い，それが重要なテーマである理由を説明してもらいます。助けが必要であれば，黙示11：15－17を読むように勧めてもよいでしょう。これらの聖句ではどんなテーマが見つかり，そのテーマは黙示7－11章のほかの節ではどのように表現されているでしょうか。これらの章では戦争と疫病について述べられていますが，それでもわたしたちにイエス・キリストへの希望と確信を与えてくれる事柄として，どのようなものが見つかるでしょうか。
わたしたちは，「小羊の血と〔わたしたち〕のあかしの言葉」によってサタンに打ち勝つ。
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天での戦いについて学ぶことは，地上での生活をよりよく理解する助けとなるでしょう。クラスの参加者に，ジョセフ・スミス訳黙示12：7－11（『聖句ガイド』内「聖書のジョセフ・スミス訳〔抜粋〕」）を読み，わたしたちはどのようにサタンとその軍勢に打ち勝つかを見つけてもらいます。『聖句ガイド』や「福音トピックス」（topics.ChurchofJesusChrist.org）にある天での戦いに関する記述から，ほかにどのような理解が得られるでしょうか。サタンに打ち勝つ助けとなる，どんなことを学べるでしょうか。
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黙示13－14章では善と悪の戦いについて述べられています。13章は，龍がこの戦いをどのように戦うかについて，どのようなことを教えていますか。14章によると，小羊はどのように戦われますか。これら二つの章をもとに，それぞれの側がこの戦いをどのように戦うかをリストにすると興味深いかもしれません。どんな類似点があり，どんな相違点があるでしょうか。
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小羊が「世の初めからほふられた」とは，どのような意味でしょうか（黙示13：8。黙示5：6も参照）。クラスの参加者がこの質問の答えを見つけられるよう助けるために，クラス全体でモーサヤ3：13とモーセ7：47を読むとよいでしょう。「小羊の血によって」サタンに打ち勝つとはどういう意味でしょうか（黙示12：11）。
「わたしは，もうひとりの御使い……を見た。彼は……永遠の福音をたずさえてき〔た〕。」
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『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要では，「地に住む者〔に〕永遠の福音を」（黙示14：6）回復した様々な天使について学ぶよう提案しています。クラスの参加者に，学んだことを分かち合ってもらいます。教義と聖約133：36－40は，黙示14：6－7についてどのようなことを教えていますか。黙示14：6－7で述べられている天使の業に，わたしたちはどのように参加できるでしょうか。
教え方を改善する
「わたしには分かりません」と言ってもよい。すべての質問に答えたいと感じるのは自然なことですが，幾つかの状況では単に次のように言うのが適切です。「わたしには分かりません。ぜひ今週自分でこの質問について研究し，次回これについて話し合いましょう。」（『救い主の方法で教える』24）その後，クラスの参加者に，聖文や教会のそのほかのリソースを調べて答えを探すように頼んでください。