「第88課―教義と聖約76:71-112:イエスの証に雄々しくある」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)
「教義と聖約76:71-112」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』
第88課:教義と聖約76章
イエスの証に雄々しくある
御父と御子の栄光やルシフェルの堕落,日の栄えの王国の示現を含む複数の示現を見た後,ジョセフ・スミスとシドニー・リグドンは,月の栄えの王国と星の栄えの王国を受け継ぐ人々を見ました。月の栄えの王国の人々の際立った特徴は,彼らがイエスの証に雄々しくないことでした。この課は,生徒がイエス・キリストの証にさらに雄々しくなるのを助けます。
教義と聖約76章には,主がジョセフ・スミスとシドニー・リグドンに与えられた偉大な示現の説明が記されていることを,覚えているかもしれません。ジョセフとシドニーは示現の一部として,復活後に様々な栄光の王国に住む人々の特徴を学びました。
次の聖句を読み,それぞれの栄光の王国に住む人々の証の違いを見つけてください:
十二使徒定員会のクエンティン・L・クック長老は,イエスの証に雄々しくあるとはどういう意味かを理解するのに役立つ話をしています:
15:34
「教義と聖約第76章を読むと,『イエスの証に雄々しく』〔教義と聖約76:79〕あるかどうかが,日の栄えの王国の祝福を受け継ぐ者と,それより下位の月の栄えの王国を受け継ぐ者とを分ける,簡潔で重要な試金石であることがはっきりと分かります。雄々しくあるためには,イエス・キリストの力と,死を克服した贖罪の犠牲を常に思い,悔い改めを通して自分を清め,キリストの教義に従う必要があります〔2ニーファイ31:17-21参照〕。さらに,救い主の生涯と教えという光と知識を指針として,神殿で交わす神聖な儀式を含む聖約の道を歩む必要があります。キリストを確固として信じ,キリストの御言葉をよく味わい,最後まで堪え忍ばなければならないのです〔2ニーファイ31:20-21〕。」(クエンティン・L・クック「イエスの証に雄々しくある」『リアホナ』2016年11月号,43)
少し時間を取って,イエス・キリストの証にさらに雄々しくあるには,何ができるかを深く考えてください。学習帳に次の3つの文を書き,空欄を埋めてください。
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わたしは__ことで,今日イエスの証に雄々しくあることができます。
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わたしは__ことで,これからの数か月間,イエスの証に雄々しくあることができます。
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わたしは__ことで,ほかの人々がイエスの証に雄々しくあるのを助けることができます。