集会所の駐車場
アメリカ合衆国およびカナダの駐車場に関する指針
駐車場の利用,障害のある人々が利用可能な駐車場,ダンプスター〔訳注—大型のごみ収集容器〕の利用に関する以下の情報は,アメリカ合衆国とカナダの指導者を対象としたものです。ほかの地域の人々にも参考になるかもしれません。ただし,地元の規制や必要を考慮し,適切に適用するためには,地元の施設マネージャーに相談してください。
駐車場の利用
「総合手引き」の35.5.8にある指針に加え,教会の駐車場をほかの組織や個人と共有することには,教会にリスクや責任を負わせ,維持費が増加する恐れが伴うことを心に留めておいてください。また,不動産に悪影響を及ぼし,固定資産税が免除されなくなる可能性もあります。青少年の資金獲得活動のために駐車場を利用しただけでも(活動の内容によっては),固定資産税や所得税に影響を及ぼす可能性があります。
方針に対して例外を設けるには,地元の施設マネージャーと調整を行い,実務ディレクターの承認を得なければなりません。例外を設ける際は,教会の益となるようにし(教会の使用時とかぶらないようにするなど),法律に触れるのを避け,使用許可を与える前に適切な承認をすべて受けておくべきです。
駐車場に加えて,承認が必要な共有資産の使用例としては,教会の敷地への通路,門,地役権,境界線の問題,通行権の合意などがあります。
利用可能な指定駐車場
障害者用の印の付いた駐車スペースは,地元の規則で定められている数が標準として用意されています。しかし,ビショップやステークの指導者は,必要に応じて,追加で利用可能なスペースに印を付けるよう施設マネージャーに依頼することができます。
ステーク大会などの大人数が集まる集会のために,地元の指導者は,利用可能な駐車場を(一時的にでも)十分に確保し,指定しておきます。ビショップはまた,建物や駐車場の使用が定期的に重なる場合には,ほかのワードとの調整を行います。例えば,あるワードは,前のワードがすでに利用可能なスペースを埋めているために,十分に駐車できない場合があります。
また,ビショップは会員に,利用可能な駐車場の適切な利用法について指導し,注意を促します。例えば,利用可能なスペースのすぐ近くにある印のないスペースに駐車すると,利用可能なスペースが使えなくなる恐れがあります。適切な貼り紙のある人や許可を得ている人でも,機械式リフト付きの車を所持している人や,積み降ろしのために余分なスペースが必要な人のために,バンの乗り入れが可能なスペースを空けておく必要があります。
教会からの詳しい情報については,障害者のためのウェブサイトをご覧ください。
ダンプスターとごみ箱
ダンプスターとごみ箱は,教会専用です。必要であれば,柵や錠,その他の手段により立ち入りを制限することができます。