マスター教義:ルカ2:10-12
イエス・キリストは救い主,そして主としてお生まれになった
前の課では,イエス・キリストが神の御子であり世界の救い主であられることを,天使が羊飼いに証したことを学びました( ルカ2:10-12 参照)。この課では,霊的な知識を得るための原則を実生活に応用して,この教義を理解していることを示す機会を与えます。
学習活動案
暗記し,説明する
救い主の誕生の絵を見て,参照聖句と, ルカ2:10-12 の重要語句:「きょうダビデの町に,あなたがたのために救い主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである」を読んでもらいます。完璧に暗唱できる自信がつくまで繰り返します。
救い主の絵を見てください。この絵の出来事が「すべての民に与えられる大きな喜び〔のよきおとずれ〕」をもたらした理由を二つか三つの文で書いてください( ルカ2:10 )。
応用する練習
時間を取って,『マスター教義に関する基本文書』の「霊的な知識を得る」の項の段落5-12にある原則を復習してください。各原則ごとに,概念を説明していると感じる少なくとも一つの文に印をつけましょう。
次の状況について考えてください:
信仰のない友人の一人が最近,公園で一組の宣教師が数人と話しているのを見ました。その友人はあなたにこう尋ねました。「なぜ君の教会の宣教師たちは,出かけて行って,イエスについて教えを説いているのかな。自分の信じていることを人に押し付けているように見えるんだけど。そのままで幸せなのに,なぜ,そっとしておいてくれないのかなあ。」
この状況を念頭に置いて,以下の霊的な知識を得るための原則を研究し,友人の質問に答える際にどう役立てることができるか,考えてください。
信仰をもって行動する
「神を信頼し,そしてまず真心から祈り,神の教えを研究し,神の戒めに従順になることを選ぶときに,わたしたちは信仰をもって行動しているのです。」(『マスター教義に関する基本文書』「霊的な知識を得る」第5段落)
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「霊的な知識を得る」の項の第5-7段落の中で,どの言葉がこのシナリオの友人の質問に答えるのに役立つと思いますか。
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友人にどう答えたらよいか考えるとき,信仰をもって行動することはどのような助けとなるでしょうか。
永遠の視点から概念や疑問について調べる
「〔概念や疑問について〕永遠の視点から調べるには,わたしたちはそれらを,救いの計画や救い主の教えに照らして検討します。」(『マスター教義に関する基本文書』「霊的な知識を得る」第8段落)
ルカ2:10-12 を読み返してください。この聖句が何を教えているのかを,イエス・キリストについてすでに知っていることと合わせて,考えてください。
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救いの計画で救い主はどのような役割を果たしておられるでしょうか。
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イエス・キリストについて知らない人にとって,主について学ぶことはなぜ大切なのでしょうか。
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主の回復された福音のメッセージを,主をすでに受け入れているほかの宗派のキリスト教徒も含むすべての人に伝えることは,わたしたちにとって,なぜこれほどまでに重要なのでしょうか。
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以上の質問に対する答えは,友人の質問に答えるのにどう活用できるでしょうか。
神が定められた情報源を通してさらに理解を深める
霊的な知識を得るために,主は「真理と導きを神の子らに明らかにするための情報源を確立されています。」(『マスター教義に関する基本文書』「霊的な知識を得る」第11段落)
以下の霊感を与える情報源のうち一つ以上を読んで,友人の質問に答えるのに役立つ情報を探しましょう。
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「 生けるキリスト—使徒たちの証 」(ChurchofJesusChrist.org)
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前の課で ルカ2:10-12 にリンクまたは相互参照した聖句
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『賛美歌』の「イエス・キリスト」の項にある歌
これらの情報源では救い主と主の教えが人々にもたらす喜びについてどのようなことを教えているか,考えましょう。
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この世と来世で人々に喜びをもたらす救い主とその教えについて,どのようなことが分かりましたか。
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これまで,どのような経験から救い主または主の教えに喜びを感じたことがありますか。
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このような質問への答えは,友人から質問されたときに答えるのにどう役立ちますか。