マスター教義の復習24
マスター教義聖句の応用
マスター教義の目的の一つは,マスター教義聖句を,あなた自身の生活にどのように応用するかを学ぶことです。この課では,幾つかのマスター教義聖句を,起こり得る様々な状況で応用練習をしてもらいます。
学習活動案
福音の原則を応用する
以前大管長会で務めていたディーター・F・ウークトドルフ管長は,福音の原則を応用することの重要性を説明しました。ChurchofJesusChrist.orgにあるビデオ「誠実であることについて」の11:24-12:02を見るか,以下の文章を読んでください。
「このイエス・キリストの教会で福音の原則を日々実践することにより,霊的に成熟して救い主に近づくことができるのです。
忍耐と粘り強い努力によって,弟子としてのほんの小さな行いやほんの一かけらの信仰は,献身的な生き方という赤々と燃えるかがり火にまで成長させることができます。実際のところ,かがり火というものは多くの場合,最初はただの火花から始まります。」
(ディーター・F・ウークトドルフ「誠実であることについて」『リアホナ』2015年5月号,82)
最近あなたの生活に応用した福音の真理について,考えてみてください。
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これらの真理を知ることで,あなたはどのような選択をすることができましたか。
この課では,福音の原則を日々応用するのに役立つ活動に参加する機会があります。
マスター教義聖句を復習する
以下のマスター教義聖句にざっと目を通し,あなたがそれらを実行するために何をしたかを考えてください。
新約聖書マスター教義:1コリント-黙示
「自分のからだは,……聖霊の宮であ〔る〕。」 | |
「ただ,主にあっては,男なしには女はないし,女なしには男はない。」 | |
「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように,キリストにあってすべての人が生かされるのである。」 | |
復活には,栄光の3つの階級がある。 | |
「時の満ちる〔神権時代において〕神は……ことごとく,キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。」 | |
教会は「使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって,キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。」 | |
「主の日〔が来る前に〕まず背教のことが起〔こる〕にちがいない。」 | |
「聖書〔は〕救に至る知恵を,あなたに与えうる書物である……。」 | |
天の御父は,「たましいの父」である。 | |
「あなたがたのうち,知恵に不足している者があれば,その人は……神に,願い求めるがよい。」 | |
「信仰も,……行いを伴わなければ,……死んだものである。」 | |
「死人にさえ福音が宣べ伝えられた……。」 | |
「死人はそのしわざに応じ,……さばかれた。」 |
真理を生活に応用する
ほかの人が福音の真理をどのように応用するかを見ることが役に立つことがあります。可能であれば,ChurchofJesusChrist.orgにあるビデオ「トーマス・S・モンソンの教え―助けを必要とする人を救助する」(0:30-5:02)を見てください。人々が「信仰も,行いを伴わなければ,死んだものである」(ヤコブの手紙 2:17)という真理にどのように従って生きていたかに注目してください。
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人々はこの真理をどのように応用したのでしょうか。
福音の真理を知り,それに従って生きることが過去にどのようにあなたの助けとなり,今あなたを助け,そして将来あなたを助けることができるかを考えてください。以下の活動を完了して,学習したマスター教義聖句から真理を応用する練習をしてください。
過去
マスター教義聖句から得た真理の一つに頼ったときのことを考えてください。具体的な時期が思い浮かばない場合は,知り合いや聖典に登場する人で,マスター教義聖句の真理に基づいて行動したことで祝福を受けた人について考えてください。
この真理に生きることによってもたらされた祝福を記録してください。天の御父とイエス・キリストに対するあなたの信頼がどのように高まったか,または高めることができるかを説明してください。
現在
現在の自分の必要と状況を考えてください。マスター教義聖句を復習し,あなたの人生の中でより強く信じることができると感じる聖句を選んでください。信仰をもって行動し,その聖句を応用するためにできることを記録してください。
未来
マスター教義聖句を一つ選択し,その聖句で教えられた真理によってあなたが信仰を持って行動することができると思われる,将来起こり得るシナリオを書いてください。
真理を知り,それに基づいて行動したことが,あなたの人生と選択にどのように影響したかを考えてみてください。
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福音に生きることが,キリストに対する信仰を強めるうえで,どのように役立ちましたか。
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今後選択する際に,キリストの真理をよりよく思い出すために,何ができるでしょうか。