マタイ19-20章;マルコ10章;ルカ18章
概要
イエス・キリストは質問に答えて,結婚と離婚についての真理を教えられました。また,一人の裕福な青年に,富を売って自分に従ってくるようにと,慈しんでで言われました。そして,ぶどう園の労働者のたとえも話されました。このたとえは,救い主と天の御父がわたしたち全員に対して抱いておられる愛と憐れみを表しています。
教えるための備え
次の情報は,各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。
マタイ19:1-12
この課の目的:この課では,将来幸せな永遠の結婚ができるようにする方法を天の御父とイエス・キリストが用意しておられることを,生徒に理解してもらいます。
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生徒の準備:幸せな結婚に備えて今の自分に何ができるか,考えてもらいます。知っている人で幸せで義にかなった結婚生活を送っている人にアドバイスを求めるよう,生徒に勧めてください。
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実物:自転車の車輪など,中心にハブのある車輪
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ゲストスピーカー:地元のワードや支部,ステーク,地区から一組の夫婦をクラスに招待し,結婚生活の幸せと,結婚生活で救い主から頂いている助けについて説明してもらうとよいでしょう。招待する場合には必ず,地元の神権指導者とS&Iコーディネーターの承認を事前に得てください。
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ビデオ:「愛の表現」(全長3:26);「結婚がもたらす永遠の祝福」(全長15:02,タイムコード6:23-8:40を視聴)
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オンラインレッスンに関する提案:レッスンの冒頭で,オンラインアンケートツールを利用して,結婚についての気持ちを生徒に匿名で回答してもらうとよいでしょう。
マタイ19:16-30;マルコ10:17-31
この課の目的:この課では,救い主に従おうと努力する自分に救い主が何を望んでおられるかを,救い主から学ぶようにと生徒に勧めます。
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生徒の準備:だれかに誤りを正されて感謝したときのことを生徒に思い出してもらいます。改善できる点を自覚させることがなぜ愛のしるしだと言えるのでしょうか。
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オンラインレッスンに関する提案:教師用手引きの「補足学習活動」にある,「永遠の命を受けるためには,主が必要とされるものをすべて喜んで手放さなければならない」という項にあるアイデアを活用するとよいでしょう。ここには,生活を変えるようにという救い主の招きを,大きな犠牲を払ってでも受け入れた人たちの例が紹介されています。
マタイ20:1-16
この課の目的:この課では,イエス・キリストが御自分の贖罪を通して与えてくださる祝福を自分は受けられる,という希望を生徒に感じてもらいます。
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生徒の準備:若いころから福音を教わってきたおかげで主から受けてきた祝福を挙げ,それをリストにしてもらいます。あるいは,晩年まで福音を教わらなかった場合に逃す可能性のある機会を挙げて,それをリストにしてもらってもよいでしょう。作ったリストから何が学べるかを生徒に考えてもらいます。
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話:ジェフリー R・ホランド「ぶどう園の労働者たち」『リアホナ』2012年5月号,31-33(この課を教える準備をするときに,この話全体を学習または視聴するとよいでしょう。)
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ビデオ:「ぶどう園の労働者たち」(3:00)
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ビデオ:「ぶどう園の労働者たち」(15:22;タイムコード10:02-11:42を視聴)
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オンラインレッスンに関する提案:生徒にジェフリー R・ホランド長老の言葉を読んでもらうのではなく,ビデオ「ぶどう園の労働者たち」のその言葉の部分を共有してもいいかもしれません。
マスター教義の復習8
この課の目的:この課では,新約聖書で最初に出てくる11個のマスター教義聖句の場所と重要語句の幾つかを,生徒に暗記してもらいます。注意:この復習の課の代わりに,マスター教義聖句の課を行う必要が出てくる場合もあります。地域や地区のディレクターやコーディネーターが立てた進度スケジュールを参照して,セミナリー開講中にマスター教義聖句の課を全部教えられるようにしてください。
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生徒の準備:切り抜いてもよい古い教会機関誌を持ってきてもらいます。これは,マスター教義聖句を暗記するのに使う視覚教材を作るためです。
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配付資料:マスター教義聖句とその重要語句のリスト
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準備物:筆記用具と紙,できれば,はさみ,のり,写真が載った古い教会機関誌や手引き
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オンラインレッスンに関する提案:生徒にデジタルコラージュを作成してもらうこともできます。完成したら,画面共有して,コラージュをクラス全員に見せてもらいましょう。
学習を評価する4
この課の目的:この課では,新約聖書の研究を通して自分が設定した目標にどれだけ近づけたか,何を学び,個人的にどう成長したかを自己評価してもらいます。
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生徒の準備:新約聖書を研究していて経験した霊的な成長について考えてもらいます。新約聖書の研究は,生徒が天の御父とイエス・キリストを理解し,愛し,御二方に仕えるための助けになっていますか。生徒はどのような有意義な経験をしてきたでしょうか。
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歌:ヘッドフォンまたはスピーカーから小さな音量で流すなじみのある曲を1曲
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ビデオ:「光のパターン—啓示の霊」(3:03)
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画像:パンと羊の写真
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画材:紙と色鉛筆,マーカー,またはクレヨン
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オンラインレッスンに関する提案:生徒に,お礼のカードやソーシャルメディアの投稿をカメラで撮影して分かち合ってもらいます。