自殺
自殺の警告サイン


「自殺の警告サイン」助ける方法

「自殺の警告サイン」助ける方法

自殺の警告サイン

自殺を図るほとんどの人は,死ぬことを望んでいません。自分が経験している身体的,精神的,情緒的,あるいは霊的な苦痛から解放されたいだけなのです。危機的状況にある多くの人は,自殺を図る前に警告サインを示します。その警告サインに気づけるようになれば,助けを必要としている人にミニスタリングを行う備えがさらによくできることでしょう。「自分は死んだってかまわない」「自分なんていない方が皆のためだ」などといった言葉に注意して耳を傾けてください。次のような言動も警告サインです。

  • 自殺する方法を探している。

  • 希望を持てない,あるいは生きている理由がないと言う。

  • 追い詰められていると感じる,あるいは耐えられないほど苦しいと言う。

  • 自分はほかの人の重荷になっていると言う。

  • アルコールや薬物の使用が増している。

  • 理由もなく身の回りの物を手放している。

  • 不機嫌になったり,いらだったり,あるいは向こう見ずな行動を取ったりする。

  • 自分の殻に閉じこもっている,あるいは引きこもっている。

  • 激しい怒りをあらわにする,あるいは報復したいと言う。

  • 極端な感情の起伏を示す(National Suicide Prevention Lifeline〔全米自殺予防ライフライン〕参照)。

一つの警告サインでは危機的状況にあるということではないかもしれません。しかし,その人が過去に自殺を図ったことがある場合,あるいはその人が突然に変わったことや,複数のサインを示し始めたことにあなたが気づいた場合は,直ちに対処してください。無料の危機ヘルプラインならびにその他の情報は,suicide.ChurchofJesusChrist.orgで入手できます。(詳細については,本ガイドの「危機的状況にある人を助ける方法」を参照してください。)

最善の努力を払っても,すべての自殺を防げるわけではありません。明確なサインを示さない自殺もあります。自分の命を絶つ人の選択に対して,あなたには責任はありません。

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