5 しかし,わたしたちが不義の中にとどまっていて,神の義をたたえるとすれば,あえて言おう。報復する神は不義であろうか。(わたしは神を畏れる者として語っている。)
6 断じてそうではない。もしそうであれば,神は世をどのように裁かれるだろうか。
7 (ユダヤ人から偽りだと言われている)わたしの偽りによって,神の真理がいっそう明らかにされて,神の栄光となるのであれば,なぜわたしはなおも罪人として裁かれるのだろうか。そして,なぜ受け入れられないのだろうか。それはわたしたちがそのように中傷されているからである。
8 また,「善が生じるように悪を行おう」とわたしたちが言っていると言う者(彼らが罰の定めを受けるのは当然である)がいる。しかし,これは偽りである。