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神殿結婚が大切なのはなぜでしょうか


神殿結婚が大切なのはなぜでしょうか

天の御父の幸福の計画により,夫婦はこの世から永遠にわたって互いに結び固められます。神殿で結び固めを受けた夫婦は,自分たちが交わした聖約に忠実であるならば,その婚姻関係が永遠に続くことが保証されます。そのような夫婦は何ものも,たとえ死であっても,永遠に二人を分かつことはできないということを知っています。

霊的に備える

あなたにとって神殿結婚が大切なのはなぜでしょうか。 この儀式によってあなたや家族にどのような祝福がもたらされるでしょうか。

若い男性は神殿結婚についてどのような義にかなった模範を見ているでしょうか。 どのようにしたら彼らに神殿で結婚しようというより大きな望みを植えつけることができるでしょうか。

神殿結婚について以下の聖句や他の資料を研究するとき,主の神殿で結婚することがとても大切なことだと若い男性が感じられる事柄を探してください。

教義と聖約49:16-17(結婚によって創造の目的が果たされる)

教義と聖約131:1-4132:15-21(昇栄には日の栄えの結婚が不可欠である)

家族― 世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号,129

L・トム・ペリー「世界中どこでも―なぜ結婚と家族が大切なのか」『リアホナ』2015年5月号,39-42

デビッド・A・ベドナー「結婚―神の永遠の計画に不可欠なもの」『リアホナ』2006年6月号,50-55

リチャード・G・スコット「結婚がもたらす永遠の祝福」『リアホナ』2011年5月号,94-97

結婚」『真理を守る』,74-77

救い主の方法で教える

救い主が地上での務めを果たしておられたとき,主の弟子たちに深く考え感じさせる質問をされました。 主は彼らの答えに心から興味を示し,彼らが示す信仰を喜ばれました。 若い男性が神殿の儀式,とりわけ神殿結婚について深く考え感じさせる質問を幾つか考えてみます。 彼らの答えに注意深く耳を傾け,御霊の導きに従って優しく応じます。

ビデオ― 「質問する」

3:24

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若い男性に指導する機会を与える

定員会会長会の一員(あるいは祭司定員会のビショップ補佐)が,定員会集会の司会をします。彼は定員会のビジネスについて評議する際に若い男性をリードし,(聖文と小冊子『神への務め』から)神権の義務について教え,神への務めを達成した経験を分かち合うよう励まし,アドバイザーまたは定員会の会員に福音のレッスンを教えるように招きます。このための準備として,会長会集会の間に定員会集会アジェンダを記入するとよいでしょう。

学ぶ経験を始める

先週のレッスンを復習し,今週のレッスンを導入するために,以下のアイデアから選ぶか,自分でアイデアを考えてください。

  • 若い男性一人一人に先週のレッスンで答えた質問について考えてもらいます。その後,定員会のほかの会員にその質問をするよう勧めます。数分時間をとって質問に答えます。

  • 若い男性に重要な人生の決断のリストを作成してもらいます。自分たちの永遠の行く末に最も大きな影響を及ぼすと思う決断を選んでもらい,なぜそれらを選んだのか説明してもらいます。可能であれば,あなたと妻が神殿で結び固められた日の写真を見せます。あなたが妻について,そして神殿で結び固められることの永遠の重要性について感じることを分かち合います。

一緒に学ぶ

以下に挙げる活動はそれぞれ,定員会の会員が神殿結婚の大切さを理解するのに役立ちます。 御霊の導きに従って,定員会に最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • 品質の差を示す物(あるいは,その写真)を二つか三つ用意します(例えば,プラスチック製のスプーンと鉄製のスプーンなど)。 若い男性に,高品質の物が低品質の物より良い理由について話し合ってもらいます。 このことは結婚とどのように関連しているでしょうか。 若い男性に,L・トム・ペリー長老の説教「世界中どこでも―なぜ結婚と家族が大切なのか」を読むか,または視聴してもらいます。 若い男性に,なぜ神殿結婚がしたいのか尋ねます。

  • 定員会の会員にこのレッスンの一部を教えるように勧めます。 この活動を「神への務め」の計画の一部として,永遠の家族について学習し,教えることができます(「教義を理解する」1842,または66ページ参照)。

  • デビッド・A・ベドナー長老はその説教「結婚― 神の永遠の計画に不可欠なもの」で,結婚が重要である二つの理由と,永遠の結婚の教義に関する3つの指針となる原則を説明しています。 定員会の会員一人一人に,その理由あるいは原則から一つを読み,その後,読んだことから結婚について学んだことを定員会の他の会員に教えるよう割り当てます。 ベドナー長老の教えの大切さを実証するために,彼らはどのような経験を分かち合うことができるでしょうか。

  • 定員会全体で教義と聖約 131:1- 4 および『真理を守る』(74 ページ)の「結婚の新しくかつ永遠の聖約」の項を読み,「神殿結婚が大切なのはなぜでしょうか」という質問への答えを探します。 必要に応じて,若い男性になじみのない語句の意味を理解できるように助けます。 定員会の会員に,若い男性を神殿結婚から妨げる事柄を挙げてもらいます。 若い男性が確実に神殿結婚をするために,今何をすることができるでしょうか。

  • 若い男性一人一人にリチャード・G・スコット長老の説教「結婚がもたらす永遠の祝福」のコピーを渡します。 スコット長老は永遠の伴侶に対してどのように思っていたでしょうか。 スコット長老と姉妹の関係について,若い男性が感銘を受けたことは何ですか。 スコット長老と姉妹のような関係を築くためには何が必要か,深く考えてもらいます。

若い男性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 彼らは神殿結婚の大切さを理解しているでしょうか。 どんな思いや印象を抱いたでしょうか。 他に質問はないでしょうか。 この教義にもっと時間を費やすべきでしょうか。

教師へのヒント

「物語を話すことによって生徒の関心を呼び起こすことができる。 一つの原則について教える前に,その原則を説明する物語を話すことによってレッスンの効果を高めることができる。 これは生徒の日常的な経験の中で原則を理解させるのに役立つ。」(『教師,その大いなる召し』93)

行動するように勧める

司会をしている若い男性が閉会行事を行います。彼は以下を行うことができます。

  • 神殿結婚の大切さや神殿で結婚したいという望みについて証を述べる。

  • 定員会の会員にいつか神殿で結婚しようという決意を促す。