わたしに従ってきなさい
わたしが前世にいたとき,どのような出来事がありましたか


わたしが前世にいたとき,どのような出来事がありましたか

わたしたちは生まれる前,天の御父の霊の子供として御父とともに住んでいました。 天の大会議で,御父は御自身がお立てになった救いの計画をわたしたちに示され,イエス・キリストが救い主として選ばれました。 サタンは御父の計画を変更し,わたしたちから選択の自由を奪おうとしたので,彼に従う者たちとともに追い出されました。 わたしたちは天の御父の計画を受け入れ,イエス・キリストに従う道を選びました。

霊的に備える

あなたがこれまでの人生で行なった義にかなった選択について考えてください。義にかなった選択からどのような影響を受けてきましたか。また今後,どのようにあなたの永遠の行く末に影響するでしょうか。前世について知ることは,あなたの選択にどのような影響を与えると思いますか。

クラスの若い女性について考えてみてください。彼女たちはどのような選択をしているでしょうか。彼女たちが前世をよく理解するならば,この世で正しい選択をすることに関して,どのような影響があるでしょうか。

レッスンの準備をするとき,これらの聖文と資料を祈りの気持ちで研究してください。あなたのクラスの若い女性に最も必要なことは何だと思いますか。

黙示12:7-9,11(前世で,わたしたちはイエス・キリストに対する証によってサタンに打ち勝った)

教義と聖約138:55-56アブラハム3:22-26(前世にいた高潔な霊たちはこの世で神の御業を果たすために選ばれ,備えられた)

モーセ4:1-4(サタンは人の選択の自由を奪おうとしたため,追い出された)

家族―世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号,129

ディーター・F・ウークトドルフ「義にかなった女性の影響力」『リアホナ』2009年9月号,3‐7

救いの計画」『真理を守る』120‐122

救い主の方法で教える

救い主は「わたしの教はわたし自身の教ではなく,わたしをつかわされたかたの教である」(ヨハネ7:16)と言われました。主は御父から学んだ教義を教えられたのです。どのようにすれば自分が真実の教義を教えていることを確信できるでしょうか。

経験を分かち合う

毎回のクラスの最初に,前回のレッスンで学んだことを生活に取り入れたときの経験について分かち合い,教え,証するように若い女性に勧めます。それによって個人的な改宗が促され,福音が日々の生活に関連していることを理解できるように助けることができます。

教義を導入する

今週のレッスンを導入するためのアイデアを,以下の中から選ぶか,自分自身でアイデアを考えましょう。

  • ホワイトボードに「わたしが前世にいたとき,どのような出来事がありましたか」と書きます。できるだけ多くの答えを挙げるように言い,このレッスンで前世について学んでいくときに,さらに多くの答えをリストに加えるように若い女性に勧めます。

  • 若い女性に,生まれてから今までに行った義にかなった選択を思い出し,その結果今どのような祝福を受けているか考え,分かち合うように勧めます。その後で,生まれる前に行った選びを一つ挙げてもらいます。その選択は今彼女たちの生活にどのような影響を及ぼしているでしょうか。

一緒に学ぶ

以下の活動は若い女性が前世について学ぶのに役立ちます。御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • クラス全体,少人数のグループ,または個人で,この概念にある聖文を研究するように勧めます。前世について分かったことや,前世についての知識がなぜ大切なのかを話し合ってもらいます。あなた自身の思いや考えも分かち合ってください。

  • 若い女性に「家族―世界への宣言」の最初の3段落を読むように言い,彼女たち自身が持つ永遠の特質について学んだことを確認してもらいます。そしてディーター・F・ウークトドルフ長老の説教「 義にかなった女性の影響力」から「神の娘であるという独特な自覚」という見出しの部分を読むように勧め,神の娘としての自身の特質について印象に残ったことを分かち合ってもらいます。

  • 『真理を守る』の中の「前世」(120-121)の項を読んで,そこから答えが見つかるような質問を書き出すように若い女性に勧めます。互いの質問を交換して答えを探すように言います。それぞれが見つけた知識を分かち合ってもらいます。

  • 「成長するわたし」の「個人の価値」の徳質の体験1に,個人かグループで取り組むように若い女性に勧めます。クラスの中で時間を取り,神の娘であるということが何を意味するかについて,自分が学んだ大切な真理を幾つかポスターに書いてもらいます。作成したポスターをクラスで発表してもらいます。

若い女性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。前世についてもっとよく理解できたでしょうか。どんな思いや印象を抱いたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費やした方が助けになるでしょうか。

学んだことに従って生活する

今日学んだことに従って生活するにはどうすればよいか考えるように,若い女性に勧めます。例えば,以下のことを行うことができます。

  • 学んだことを弟や妹,前世について知らない友人に教える。

  • 次の質問についてよく考える。前世について知ることは,自分が人生で行う選択にどのように影響するだろうか。この質問に対する答えを日記に書くよう若い女に提案してください。

若い女性に来週の学習予定を伝えます。学ぶ備えをするために,彼女たちは何ができるでしょうか。例えば,来週のレッスンに関連した説教を読んだり,ビデオを見たり,聖句を研究したりすることができます。