わたしたちは,一部から「戦争の章」と呼ばれる章に到達しました。もちろん戦いや対立はモルモン書全体を通してあるのですが,モルモンがこのテーマについて神経を集中させたのは,基本的にこれらの章です。
なぜ戦争の詳細にここまで多くのスペースを割くのだろう,と読者は疑問に思うかもしれません。戦争の章は,(例えば)その直前に来るアルマが息子たちに福音を教えている章ほど明らかに霊的に高めるものとは思えないかもしれません。
だとすれば…モルモンがこれを入れたのはなぜだと思いますか?
もしかしたら,これらの出来事に象徴的な意味が含まれているからかもしれません。
- 例えば,アルマ43章でニーファイ人がどのように物理的な武具を準備したかについて読むと,霊的な武具を身に着けようという気持ちが湧くかもしれません。
- あるいは,アルマ47章でレホンタイがどのように少しずつ毒を盛られたかを学ぶことで,サタンがわたしたちを霊的に滅ぼそうとする方法を思い出すかもしれません。
戦争の章全体を通して,このような類似点を探してください。それらによってどれほど霊的に高められるかに驚くかもしれません!