インスティテュート「学習の質を高める経験」の紹介
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「学習の質を高める経験」(ELE)の目的は,神の言葉に関連した有意義な経験をする機会を生徒に与えることです。生徒がイエス・キリストの教えをさらによく理解し,実践し,分かち合うことが,この目的を達成するのに最も良い方法です。下記の3つのELEの自由選択課題の一つを達成することが,各コースの単位を取得するための必要条件となっています。
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「学習の質を高める」質問:コースを通して,学習のための質問をよく考え,それに答える。具体的な質問は,4つのコーナーストーンクラスにありますし,そのほかすべての一般的な選択コース用もあります。学習のための質問へのリンクを以下に挙げます。
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コース学習帳:学んでいる事柄や,それをどう実践しているか,その経験からどんな点でイエス・キリストを信じる信仰が強くなったかを,定期的に記録する。
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個人学習プロジェクト:担当教師から承認された個人学習プロジェクトを計画してそれを達成する。このプロジェクトはコースに出てくる教義や原則を学んで実践していることを示し,イエス・キリストを信じる生徒の信仰がどんな点で強くなったかを簡潔に説明するものです。
「学習の質を高める経験」の活用法の訓練を受けるには,ビデオ「学習の質を高める経験の活用法」(LDS.org)をご覧ください。
早くからスタートし,定期的に取り組み,フィードバックを求め,家族や友人に直接またはソーシャルメディア上で経験を伝えるならば,生徒はこの経験から最大の収穫を得ることができるでしょう。イエス・キリストとその福音について説明し,分かち合い,証する機会をクラスの時間に生徒に与えるようスケジュールを組んでも結構です。生徒はクラスが終わるごとに,個人学習プロジェクトに何か追加したり,個人学習プロジェクトを修正したりして,クラスで学んだ福音の原則の自分なりの理解や実践方法を反映させることもできます。
コースの終了時期が近づいてきたら,実行した経験を書いて提出してもらうか,または実行したことを報告してもらいます。教師からのフィードバックは大切ですが,この経験の目的がイエス・キリストを信じる生徒の信仰を強めることだということを忘れないでください。この目的が達成されるのは,重要な教義と原則をどれだけ理解し生活に生かしているかを生徒自身が評価するときです。特別な助けが必要な生徒,障がいを持つ生徒,または健康上の問題を抱えている生徒が「学習の質を高める経験」を履修できるよう,便宜を図る必要が出てくるかもしれません。
その他の情報は,インスティテュート「学習の質を高める経験」に関する「よくある質問」(FAQ)をご覧ください。
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