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コーナーストーンコースの質問


コーナーストーンコースの質問

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教師への指示

この「学習の質を高める経験」は,『永遠の家族』コースを受講するインスティテュート生徒のためのものです。この「学習の質を高める経験」は,幾つかの質問で構成されており,読書課題やクラスへの出席とともに重要なものです。回答は長いものである必要はありませんが,生徒は最善の努力を払って回答すべきです。生徒はこのコースの受講期間を通じて,教師の助けを得,これらの質問に対して自分の回答を書き,見直し,修正し,提出するよう勧められます。生徒はクラスの時間外に回答を書くように奨励されていますが,これを行うためにクラスの時間を幾らか割いてもかまいません。

管理とフォローアップの方法は,多くの細かい点でそれぞれのプログラムに合わせる必要がありますが,以下のステップは皆さんと生徒が成功を経験できる助けとなるでしょう。

  1. 準備する:コースの開講前に,見直しの日を決め,生徒が各質問に対する自分の回答を提出する期限を設定します。すべての回答の見直しや提出を学期末近くのある特定の日にするようにしたいと考える教師もいれば,コースの期間を通して定期的に,一つずつ回答を見直して提出する形式を取る教師もいるかもしれません。コースの教材に関連した質問に回答する課題を生徒に出す前には,必要なコースの教材を必ずクラスで教えてください。

  2. 生徒の行うべきことをはっきりとさせる:コースの開講時に,「学習の質を高める経験」のコピーを生徒に配付します。数分の時間を取って,コース教材を見直す日と回答を提出する日を含め,この経験の目的と,この経験で生徒が行うべきことをはっきりと説明します。

  3. フォローアップする:コースの期間中,生徒は「学習の質を高める経験」を期限までに修了できるよう努力することになりますが,これに関して,常にすべての生徒を励まし,助けてください。

  4. 見直す:見直し日に設定した日には自分の回答をクラスに持ってくるよう生徒に言い,忘れないように注意してもらいます。見直しを行う目的は,生徒が自分の回答を評価し,学習したことを分かち合えるようにすることです。生徒が二人一組か少人数のグループに分かれて,お互いの回答を見直してもいいかもしれません。自分が学んだことを生徒に説明したり,分かち合ったり,証したりしてもらうと,さらに有意義な見直しになります。(『福音を教え学ぶ—セミナリー・インスティテュートの教師ならびに指導者用手引き』10参照)レビューでは,各質問について10-15分間取るべきです。生徒には,最終回答を提出する前に,必要に応じて自分の回答を修正するよう勧めます。

  5. 提出する:コースが終了するまでに,生徒は教師に回答を提出します。生徒たちは,コースのすべての質問に回答を書き,修正し,提出するために十分努力したと教師が評価したときに,「学習の質を高める経験」を完了したことになります。WISEの成績表に回答を提出した生徒を記録してください。

注意:特別な助けが必要な生徒や障がいを持つ生徒,健康上の問題を抱えている生徒が,他の生徒たちと同じように回答できるよう,必要な対応を取ってください。対応としては,文字の大きな教材や音声版の教材を用意することや,人から補助を受けながら最後まで回答できるようにすること,文書ではなく口頭での回答を許可すること,回答を口述筆記または録音することなどが挙げられます。障がいを持つ生徒への補助に関する一般的な情報は,lds.org/topics/disabilityをご覧ください。

生徒への指示

この「学習の質を高める経験」は,クラスへの出席や読書課題の学習とともに重要となる幾つかの記述式質問から構成されています。コースの受講期間を通してこれらの質問への回答に取り組むとき,学習したことを振り返って分かち合うことによって,福音に対する理解を深め,より応用できるようになるでしょう。各質問に関して,以下のステップを完了します。

  1. 自分の言葉で,各質問に対する回答を整理して,書きます。自分の回答を,聖文と預言者の言葉を用いて裏付けます。回答は分かち合うのに適切な内容にします。

  2. 教師が設定した日に,クラスに自分の回答を持参して見直します。

  3. 必要に応じて,見直しを基に,自分の回答を修正します。

  4. 教師が設定した日までに,すべての質問に対する自分の回答を提出します。

特に指示がない限り,回答はクラスの時間外に行うべきです。皆さんがもし,特別な助けを必要とする場合や,障がいを持っている場合,あるいは健康上の問題がある場合は,この経験を完了するために必要な対応を教師がとることができるように話してください。皆さんの教師は,皆さんがこの経験で成功するように願っています。また,成功できるよう喜んで助けてくれます。

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