見張り人

預言者エゼキエルは，預言者の役割の一つについて学びました。

主の言葉

主の言葉は様々な方法で預言者に与えられます。時々，主は預言者に直接語りかけられます。御自分の言葉を伝えるために天使を遣わされることもあります。またしばしば，聖なる御霊の静かな細い声を通して彼らに語られます。

見守る者（見張り人）

いにしえの時代には，一人の見張り人が壁や塔の上に立ち，町を攻撃しに来る敵など，遠くからやって来る危険を警戒していました。それによって，見張り人は民が備えられるように，民に警告することができるのです。

主はエゼキエルに，預言者は塔の上に立っている見張り人のようであると言われました。預言者は聖なる召しを受けているので，この世から離れて，より高い，あるいはより天に近い視点から物事を見ることができます。預言者は，霊的な危険について人々に警告します。

イスラエルの家

今日の預言者がイスラエルの家について語るとき，それは主と聖約を交わした主の民を意味します。

戒め〔る〕（警告する）

預言者は，わたしたちが霊的な危険に備え，危険に対して自分自身を強めることができるよう，わたしたちに警告します。罪を犯さないように言い，罪を犯すときに何が起こるかを警告します。神の真理と戒めを教えてくれます。時々，預言者は，わたしたちがこれから起こることを知って，それに備えられるように，将来起こることを告げることさえあります。（『聖句ガイド』「預言者」の項，ChurchofJesusChrist.org/scriptures/gs参照）