2014
イエス・キリストの神聖な使命-命のパン
2014年10月


家庭訪問メッセージ

イエス・キリストの神聖な使命-命のパン

祈りをもってこの資料を学び,何を伝えるべきか分かるよう祈り求めてください。救い主の生涯と使命が理解できるようになると,救い主を信じるあなたの信仰はどれほど増し,家庭訪問を通してあなたが見守っている姉妹にどれほど祝福が注がれるでしょうか。詳しくはreliefsociety.lds.org〔英語〕をご覧ください。

信仰・家族・扶助

画像
Jesus Christ seated at a table with His apostles. The apostles are watching Christ as He breaks bread and offers it to them in remembrance of His body and blood. The painting depicts the institution of the Sacrament at the Last Supper.

「わたしの記念に」の一部,ウォルター・レーン画

イエスは言われました。「わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は,いつまでも生きるであろう。」(ヨハネ6:51)十二使徒定員会のD・トッド・クリストファーソン長老は次のように述べています。「イエスは,弟子であるわたしたちに,その日に必要な食物,すなわち助けや支えを得られるよう神に頼るべきであると教えておられます。〔この〕主の勧めから,神が愛にあふれた御方であられることが分かります。神は御自身の子供たちの日常的な小さな必要までも気遣い,一人一人を助けたいと願っておられます。主は,『とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える』御方に信仰をもって願い求めれば『与えられるであろう』と述べておられます(ヤコブの手紙1:5)。」1必要なものはイエス・キリストが与えてくださることを理解するとき,わたしたちは霊的な支えを求めて主に頼るようになります。

十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老は,「同じように命のパンを心から求めていたキリストの最初の弟子たちの体験を一緒に追体験するよう」わたしたちを招いています。「彼らはキリストから離れることなく,みもとに来て,そこにとどまり,キリスト以外に安全と救いを求める先はないことを理解しました。」2

参照聖句

ヨハネ6:32-35アルマ5:343ニーファイ20:3-8

聖文から

イエス・キリストは4,000人以上の群集を教えておられました。3日後,主は弟子たちに言われました。「『この群衆がかわいそうである。……何も食べるものがない。

もし,彼らを空腹のまま家に帰らせるなら,途中で弱り切ってしまうであろう。……』

弟子たちは答えた,『こんな荒野で,どこからパンを手に入れて,これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか。』

イエスが弟子たちに,『パンはいくつあるか』と尋ねられると,『七つあります』と答えた。」

そこでキリストは「七つのパンを取り,感謝してこれをさき,人々に配るように弟子たちに渡され〔た〕。

また小さい魚が少しばかりあったので,祝福して,それをも人々に配るようにと言われた。

彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると,七かごになった。」(マルコ8:1-9参照)

  1. D・トッド・クリストファーソン「日々の祝福に神の手を認める」『リアホナ』2012年1月号,25

  2. ジェフリー・R・ホランド「主は,飢えている者を良いもので飽かせなさいます」『聖徒の道』1998年1月号,73参照

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