教えに教え
創世1:26-27
神の形に創造されるとはどういう意味でしょうか。
神のかたち
「自分の能力よりも高い能力の存在を認めることは,いかなる意味においても人の価値を下げることではありません。むしろ,人を高めることなのです。自分が神にかたどって造られていることを理解しさえすれば,神に近づくことが難しいとは思わなくなるでしょう。……信仰を通して得たこの知識は,平穏な心と深い安らぎをもたらしてくれるでしょう。」
トーマス・S・モンソン大管長「主の灯台」『リアホナ』1991年1月号,109参照
われわれ
この複数表現は,神が他の誰かに話し掛けておられるかのようです。実際にそうされているからです。ジョセフ・スミスはこう教えています。「初めに,神々の頭は神々の評議会を召集されました。そこで神々はともに集まり,地球を創造してそこに人を住まわせる計画を立てられた〔準備された〕のです。」(History of the Church, 第6巻,308)この評議会には主イエス・キリストがおられ,他の者も出席していました(モーセ2:26-27;アブラハム4:26-27参照)。
われわれにかたどって
「神御自身,かつては今のわたしたちのようであられました。そして今は昇栄した御方であって,かなたの天で御座に着いておられます!これは大いなる奥義です。もし今日幕が裂けて……もし今日皆さんが神を目にしたならば,皆さんは神が人に似た形をしておられること,すなわち,体,形,姿が全て皆さん自身のようであられることを知るでしょう。」
『歴代大管長の教え-ジョセフ・スミス』(2007年),40
「人は神の子供です。神にかたどられて,神の属性が授けられています。そして地上の父母の幼い息子であっても,やがて成人男性となる力があるように,日の栄えの両親の未熟な子供であるわたしたちには,悠久の年月の経験を経て徐々に進歩し,神となる力があるのです。」
大管長会,“The Origin of Man,” Improvement Era, 1909年11月号,81;Ensign, 2002年2月号,30
治めさせよう
「地球と地上の全ての物は,人類家族を養うために責任をもって使わなければなりません。けれども,全ての人は,この地球とその賜物の所有者ではなく管理人なのです。そして神の創造物を使って行ったことについて,神の前で報告することになるでしょう。」
“Environmental Stewardship and Conservation,” mormonnewsroom.org。教義と聖約104:13-15も参照
男と女
「男と女は全て,天の御父と御母にかたどられており,文字どおり神の息子,娘なのです。」
大管長会,“The Origin of Man,” Improvement Era, 1909年11月号,78;Ensign, 2002年2月号,29
「性別は,人の前世,現世および永遠の状態と目的にとって必須の特性なのです。」
「家族-世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号,129