訪問教師が見つけてくれました

エニルゼ・ド・ロシオ・フェレイラ・ダ・シルバ（ブラジル，クリティーバ）

息子が2歳で，わたしがまだ若い母親だったとき，少しの間，ブラジルのサンタカタリーナ州に住んでいました。教会員の知り合いはほとんどいませんでした。開発中の，少し離れた地域に住んでいたため，近所に住んでいる人はあまりいませんでした。

ある日，わたしは具合が悪くなり，その後すぐに脱水症状を起こしました。起き上がって息子の世話をすることも，道路沿いにある，最寄りの電話まで行って夫に電話をかけることもできませんでした。祈り始めましたが，起き上がろうとする度，体の力が抜けていくようでした。

程なくして，訪問教師がドアをたたきました。彼女たちは，わたしを見つけるやいなや，天の御父が導いてくださったことを察知し，わたしのために薬を用意し，息子の世話を助け，食器を洗ってくれました。そして，彼女たちの話によると，わたしの家を見つけるのに随分歩いて，一時は諦めようと思ったそうです。しかし，諦めてはいけないという御霊の声が聞こえたと言うのです。

彼女たちが帰るころには，わたしの具合もだいぶよくなり，彼女たちが行く前に，一緒に祈りました。

彼女たちは，親切な心と，御霊の声を聞いて従う模範によって，わたしにどれほど大きな助けと霊的な養いを与えてくれたか，分からないでしょう。