2020
イザヤとはどのような人か
2020年2月


わたしに従ってきなさい:モルモン書

イザヤとはどのような人か

2月17-23日2ニーファイ11-25章

イザヤ

イラスト/アレン・ガーンズ

救い主は「イザヤの言葉はまことに偉大」であると教え,イザヤの言葉を研究するよう命じておられます(3ニーファイ23:1参照)。イザヤの言葉の多くは,イエス・キリストの現世での務めと再臨について象徴を用いて教えています。イザヤの言葉には大きな価値があるため,ニーファイはニーファイ第二書の12章から24章にそれを書き記し,読んだ人が「心を高めて……喜べる」ようにしました(2ニーファイ11:8)。

  • イザヤは紀元前740年から701年まで預言者として仕えました。ほぼ40年間もです。預言者の召しを受けたとき,イザヤはわたしたちがよく思い浮かべる白髪の老人ではなかったかもしれません。この召しについては,ニーファイ第二書16章で読むことができます。

  • イザヤには家族がありました。「女預言者」であるイザヤの妻のことと,生まれたばかりの息子の名前を主から授かったことについては,ニーファイ第二書18章3節で読むことができます。

  • イザヤはヒゼキヤ王の中心的な相談役であり,エルサレムでは大きな影響力を持っていました。このことは,預言者の役割を果たすうえでどう役立ったでしょうか。

  • イザヤは,聖文で最も多く引用されている預言者です。イザヤ書の32パーセントがモルモン書に引用され,そのほかにも3パーセントが,言葉を変えて用いられています。(『旧約聖書 生徒用資料』〔教会教育システム手引き〕135参照。)イザヤ書の中であなたの好きな聖句はどれですか。

  • イザヤという名前の意味は,「主は救い」です。確かにイザヤはそれについて教えていました。イエス・キリストの御名を身に受けることによって,あなたの下す決断はどう変わってくるでしょうか。

第4週