親のために
神殿,教会の名称,ほかの人たちを受け入れること
親愛なる親の皆さん,
今月号では,教会の正しい名称を使うこと,神殿の重要性,ほかの人を受け入れることについて学ぶことができます。これらの記事や以下のアイデアを使って,聖約の道を進むためにわたしたちができることについて,家族で話し合うとよいでしょう。
福音についての話し合い
わたしの教会は……このように……呼ばれなければならない
ヘンリー・B・アイリング管長が,わたしたちが教会の正式名称を使う理由と,そうすることによって受ける祝福について語ります(6ページ参照)。この記事を家族で読み,教会の正式名称を使うことがどのような意味で証を分かち合う方法であるかを話し合ってください。
神殿
10-17ページの記事や機関誌『フレンド』に載っている話を,家族が神殿について学ぶのに役立ててください。子供たちに,神殿が自分にとってどんな意味を持つか尋ねてみるとよいでしょう。子供たちが神殿について何か質問があるときには,教会のリソースを活用して答えてあげてください。
ほかの人たちを受け入れる
もしあなたに,同性にひかれる気持ちを経験をしている年長の子供や,そうした友人がいる場合には,20ページの記事を一緒に読んでください。そして,子供やその友人に,自分は受け入れられているとより強く感じてもらうためにどんな助けができるか,また,彼らに対する神の愛をどのように伝えることができるかを話し合いましょう。
『わたしに従ってきなさい』での学びを深める
26-29ページを参照してください。
『わたしに従ってきなさい』を家族で楽しく学ぶ
苦難の重さ
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石や大きな本など,重たい物を幾つか集めます。
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全員で輪になって座ります。
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リバティーの監獄にいるジョセフ・スミスの絵を見せます。
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教義と聖約122:5-7を読みます。
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これらの節に苦難が一つ出てくる度に,輪の中央に石を一つ置きます。
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家族の一人一人に,それぞれが経験してきた試練を表すために,さらに石を一つずつ追加してもらいます。
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教義と聖約122:8-9を読みます。
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これらすべての試練の痛みを感じたのはどなたですか。これらすべての試練を負うのはどのような経験であるか想像してみてください。
話し合い:主はどのような方法でわたしたちを理解し,助け,試練を「〔わたしたち〕の益となる」経験に変えてくださるでしょうか(教義と聖約122:7)。
嵐をしのぐ避け所
末日聖徒として集まることが,どのようにわたしたちに強さと守りを与えてくれるかを教えるために,この活動に挑戦してみてください。
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一緒に教義と聖約115:6を読みます。「シオンの地とそのステークに集合することが,防御のためとなり,また嵐と激しい怒りが全地にありのままに注がれるときに,その避け所となるためである。」
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一組のサイコロを振るか,家族のだれかに1から10までの数字を一つ思い浮かべてもらいます。
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その数字が奇数の場合,物理的な嵐から身を守ってくれるものを言います(例:傘,コート,家)。
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偶数の場合,霊的な嵐から守ってくれるものを挙げてください(例:聖典,祈り,従順,家族)。
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順番に答えを考えます。
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年長の子供がいる場合は,『聖句ガイド』にあるシオンの意味,すなわち「心の清い者」(教義と聖約97:21)について話し合うとよいでしょう。心の清い人たちと一緒に集まることで,わたしたちはどのように守られるでしょうか。
話し合い:わたしたちが直面する物理的,霊的な嵐にはどのようなものがありますか。わたしたちはどのようにしてキリストにあって一つに集まることができるでしょうか。わたしたちはどのようにして「立って光を放〔つ〕」ことができるでしょうか(教義と聖約115:5)。