「イエス・キリストを信じる信仰に基づいて行動する」『リアホナ』2022年12月号
親のために
イエス・キリストを信じる信仰に基づいて行動する
親愛なる親の皆さん,
イエス・キリストはメシヤであり,わたしたちの人生における御自身の役割と力についてわたしたちが証を得るための方法をたくさん備えてくださっています。今月号は,イエス・キリストを信じる信仰を持つことと,主と天の御父がわたしたちに授けてくださる祝福をどうすれば認めることができるかについて,子供たちに教える助けとなるでしょう。また,以下のアイデアを活用して,家族で『わたしに従ってきなさい』を研究し,什分の一を納めることの大切さについて話し合いを始めるのもよいでしょう。
福音についての話し合い
救い主という贈り物
4ページでは,ヘンリー・B・アイリング管長が,神がわたしたちに与えてくださった最も大いなる贈り物である御子イエス・キリストの降誕について,クリスマスの喜びと歓喜のメッセージを分かち合っています。アイリング管長の記事を読み,救い主があなたの人生における贈り物である理由について話し合ってください。
学んだことに基づいて行動する
どうすればもっとうまく福音研究で学んだことに基づいて行動できるでしょうか。10ページで,よりいっそう「御言を行う人」(ヤコブの手紙1:22)になるための方法について,中央日曜学校会長会の考えを読んでください。
什分の一の祝福
40ページでは,10歳で改宗して教会員となったモイセス・ビラヌエバ長老が,母親が忠実に什分の一を納めるのを見ることを通して,どのように什分の一の証を得たかを述べています。そしてビラヌエバ長老は,什分の一を納めた結果としてもたらされる,気づきにくい小さな祝福——物質的なものも霊的なものも——を認めることの大切さを説明しています。家族でビラヌエバ長老の記事の一部を読み,什分の一を納めることでもたらされる気づきにくい祝福について話し合うとよいでしょう。
『わたしに従ってきなさい』を家族で楽しく
キリストを思い起こさせるもの
旧約聖書には,救い主について学ぶ助けとなる,救い主とその贖罪の象徴が記されています。
-
一人一人に,旧約聖書で用いられている以下のキリストの象徴の中から一つを選んでもらいます。
-
小羊(出エジプト12:5;1ペテロ1:18-20)。
-
青銅の蛇(民数21:4-9;ヨハネ3:14-15)。
-
-
紙などの材料を使って,選んだ象徴の形をしたオーナメントを作り,救い主を思い起こすために特別な場所に飾りましょう。
-
それぞれの象徴について挙げられている参照聖句を研究してください。
話し合い:それぞれの象徴は救い主についてどのようなことを教えているでしょうか。イエス・キリストはあなたの人生においてどのような意味を持っておられるでしょうか。
このテーマについてさらに研究するには,ラッセル・M・ネルソン大管長の2017年4月の大会の説教「イエス・キリストの力を生活に取り入れる」(『リアホナ』2017年5月号,39-42)を読むか,聞くとよいでしょう。