「使徒パウロの手紙—その2」『リアホナ』2023年9月号
わたしに従ってきなさい
使徒パウロの手紙
その2
エペソ人への手紙
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エペソ(現在のトルコにあった町)の教会員宛て
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紀元約60-62年ごろにローマで書かれた
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目的:改宗者を教え,一致を促し,悪に耐えるよう聖徒たちを励ます
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重要な教え:時満ちる神権時代,恵みによる救い,教会の組織と目的,家庭生活における秩序
ピリピ人への手紙
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ピリピ(現在のギリシャにあった町)の教会員宛て
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紀元約60-62年ごろにローマで書かれた
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目的:聖徒たちの信仰と犠牲を称賛し,腐敗したクリスチャンたちについて警告する
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重要な教え:義にかなった生活の原則,救いを求めてキリストに頼ること,福音の大義のために犠牲を払うこと
コロサイ人への手紙
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コロサイ(現在のトルコにあった町)の教会員宛て
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紀元約60-62年ごろにローマで書かれた
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目的:高慢について警告し,贖いはキリストを通してもたらされることを強調する
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重要な教え:キリストの特質,キリストの上に基を築くこと,キリストのような特質を伸ばすこと
テサロニケ人への第一の手紙
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テサロニケ(現在のギリシャにある町)の教会員宛て
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紀元約50-51年ごろにコリント(現在のギリシャにあった町)で書かれた
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目的:励ましを与え,再臨に関する質問に答える
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重要な教え:互いに愛し合うこと,復活,再臨
テサロニケ人への第二の手紙
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テサロニケ(現在のギリシャにある町)の教会員宛て
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紀元約50-51年ごろにコリント(現在のギリシャにあった町)で書かれた
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目的:信仰を強め,再臨に関する誤解を明らかにする
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重要な教え:不義な人々の行く末,大背教,物質的な必要を満たすために働くことの重要性