「マスター教義の復習6:理解し,説明する」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「マスター教義の復習6」『モルモン書 教師用手引き』
マスター教義の復習6
理解し,説明する
マスター教義の目的の一つは,マスター教義聖句に書かれている天の御父とイエス・キリストの教えを理解して,自分の言葉で説明できるようにすることです。この課は,モルモン書のマスター教義聖句の一つまたは複数の真理への理解を深めて,説明するうえで役立ちます。
学習活動案
戦略
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あなたの好きなスポーツやゲームで,勝つために役立つ戦略にはどのようなものがありますか。それはなぜですか。
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なぜ,ゲームで戦略や計画を立てることが重要なのでしょうか。
二人の若い男性が戦略を用いてスポーツで成功し,天の御父とイエス・キリストとの関係もうまくいっている例を見るには,「霊的な健康を保つ」(3:06)を見てください。このビデオは次のウェブサイトにあります:ChurchofJesusChrist.org。
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聖文を読むことに加えて,聖文にある神の言葉をよりよく理解するための戦略を持つことは,どのように役立つでしょうか。
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これまでにあなたが使った戦略で,聖文を理解するのに役立ったものにはどのようなものがありますか。
あなたが聖文をより深く理解するのに役立つ戦略は,たくさんあります。この課では,モルモン書のマスター教義聖句の一つまたは複数をよりよく理解するために,戦略を試す機会があります。
以下は,モルモン書前半のマスター教義聖句の一覧です。あなたがより深く理解したいものを一つまたは複数選んでください。
最初の12のマスター教義聖句の場所とその重要語句
『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
聖句の場所 |
重要語句 |
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聖句の場所 | 重要語句 「わたしは行って,主が命じられたことを行います。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「アダムが堕落したのは人が存在するためであり,人が存在するのは喜びを得るためである。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「人は……自由と永遠の命を選ぶことも,あるいは……束縛と死を選ぶことも自由である。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「すべての人が神にとって等しい存在なのである。」 |
聖句の場所 | 重要語句 神は「教えに教え,訓戒に訓戒を加えて,それを人の子らに与え〔られる〕。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「キリストの言葉をよく味わ〔いなさい〕。見よ,キリストの言葉はあなたがたがなすべきことをすべて告げるからである。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「あなたがたは……常に祈らなければならない。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「あなたがたが同胞のために務めるのは,とりもなおさず,あなたがたの神のために務めるのである……。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「神の戒めを守る者〔は〕……すべてのことについて祝福を受ける。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「主なるキリストの贖罪により,生まれながらの人を捨てて聖徒となり〔なさい〕。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「神を信じなさい。……神はすべての知恵を備え……ておられることを信じなさい。」 |
聖句の場所 | 重要語句 「聖約を主と交わした証拠として,主の御名によってバプテスマを受け」なさい。 |
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理解を深める
選んだ聖句を読んでください。
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その聖句の何をよりよく理解したいですか。そのためにどのような戦略が使えるでしょうか。
次の戦略を使うか,あなたが知っている別の戦略を使って,選んだ聖句の理解を深めてください。この課の後半で,学んだことを説明してもらいます。
機関誌『For the Strength of Youth-青少年の強さのために』には,「教えに教え」という聖文学習活動が掲載されることがあり,この活動では聖句の幾つかのキーワードや言葉が説明あるいは定義されています。「教えに教え」の活動の例を見るには,「恐れてはならない」(『For the Strength of Youth-青少年の強さのために』2021年2月号,32),または「基を据える」(『For the Strength of Youth-青少年の強さのために』2021年1月号,19)を参照してください。
上記のマスター教義聖句の一つについて,自分自身の「教えに教え」ページを作ってください。アートが好きな場合は,「教えに教え」ページにイラストや色を添えるとよいでしょう。以下の指示に従って,作成します:
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ページの上部に,選択した聖句の言葉をすべて書きます。
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その聖句から少なくとも5つの言葉や表現を選び,ページの左側にまとめます。それぞれの言葉や表現の横に,メモするのに十分なスペースを空けておきましょう。
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その聖句の言葉や表現の理解を深めるのに役立つような定義,説明,模範,関連する聖文,教会指導者の言葉を見つけてリストにします。関連する言葉の横にそれらを並べます。『聖句ガイド』,総大会の説教,教会機関誌などのツールを使うとよいでしょう。
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ページのどこかに,自分がその聖句から学んだことや覚えておきたいことを文にまとめて書いてください。救い主,主の教会,わたしたちを救うという主の使命についてのその聖句の教えも含めましょう。
希望に応じて,先ほどのリストから別のマスター教義聖句を選んで,この活動を繰り返してください。