「8月9-15日教義と聖約88章:『神の家を建てなさい』」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「8月9-15日教義と聖約88章」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
8月9-15日
教義と聖約88章
「神の家を建てなさい」
教義と聖約88:118でこのように助言されています。「知恵の言葉を……互いに教え合いなさい。」教義と聖約88章のどの「知恵の言葉」が,あなたの教える子供たちに最も重要だと思いますか。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
天の御父とイエス・キリストは,わたしたちが人生を通して学び続けるよう願っておられることを子供たちに伝えます。それから,家や学校,教会で学んでいる事柄を分かち合うように言います。
教義を教える:年少の子供たち
神は御自分のもとへ近づくようわたしに願っておられる
あなたの教える子供たちが生活の中で神の臨在を感じられるよう助けるには,何ができるでしょうか。
活動案
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教義と聖約88:63を読みながら,聞いた幾つかの言葉を演じてもらいます。例えば,何かを探すまねや,たたくまねができます。
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一人の子供に,部屋の前方でイエスの絵を持ってもらいます。ほかの子供たちには,部屋の後方に立ってもらいます。子供たちに,救い主に近づくためにできることをあなたが言う度に一歩進んでもらい,救い主から離れさせることを言う度に一歩下がってもらいます。わたしたちが主に近づこうとするとき,主もわたしたちに近づいてくださることを証します。
天の御父はわたしが学ぶことを望んでおられる
「教育は天の御父の計画で重要な部分を占めています。それはあなたが天の御父に似た者となる助けとなります。……あなたが修得する教育は,現世にあっても来るべき世にあっても,あなたにとって価値あるものとなるでしょう。」(『若人の強さのために』9)
活動案
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学校の写真を見せるか,学校の絵をホワイトボードに描きます。子供たちに,学校はどういう所か,またそこで何が行われているか説明してもらいます。ジョセフ・スミスが創立した学校について話します(「だい31しょう: ちえのことば」 『教義と聖約物語』 119–122参照)。家,教会,神殿の写真を子供たちに見せ,これらの場所はどのような点で学校のようであるか尋ねます。
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「いのりながらみ言葉読む時」(『子供の歌集』66)など,学びに関する歌を1曲歌います。楽しく学んでいることは何か,子供たちに尋ねます。
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教義と聖約88:118を読み,「互いに教え合いなさい」という語句を強調します。クラスの子供たち一人一人からあなたが学んだ知恵を紹介します。子供たちが学んだ知恵についても分かち合ってもらいます。
神殿は神の家である
子供たちが神殿に対する愛を抱き,備えができたら神殿で主を礼拝するという望みを持てるよう,どのように助けるか考えてください。
活動案
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両腕を上げて指先を合わせることで神殿の「尖塔」を作る方法を子供たちに見せます。教義と聖約88:119を読みます。あなたが「家」という言葉を言う度に,尖塔を作るよう子供たちに言います。天の御父はジョセフ・スミスと聖徒たちに神殿,すなわち「神の家」を建てるよう望まれたことを説明します。神殿と教会の集会所の違いについて話す間,近くにある神殿の写真を見せます。
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神殿についてあなたの証を分かち合います。そして神殿の歌,例えば「神殿に行きたいな」(『子供の歌集』99)を子供たちと一緒に歌います。神殿に参入している自分の絵を描くように子供たちに勧めます。
教義を教える:年長の子供たち
イエス・キリストは,わたしを罪から清めることがおできになる
聖められるとは,清く純粋になるという意味です。イエス・キリストに従うときに聖められることができるということを,あなたの教える子供たちが理解できるよう,どのように助けられるでしょうか。
活動案
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一人の子供に教義と聖約88:68を声に出して読んでもらい,もう一人に74節を読んでもらいます。両方の聖句に出てくる語句に注意してよく聴くよう子供たちに言います。わたしたちはどのようにして自らを「聖め」ますか。(必要であれば,『聖句ガイド』の「聖め」の項を子供たちが調べられるよう助けます。)心,手,足の絵をホワイトボードに描きます。わたしたちの心,手,足を「清める」とはどういう意味か,子供たちが考えられるよう助けます。わたしたちがこのことを行えるよう,救い主はどのように助けてくださいますか。さらにイエスのようになれるよう,わたしたちの心,手,足をどのように用いることができるでしょうか。
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主は主の民が神殿に参入する前に聖められるよう望まれたことを説明します。神殿推薦状を持っている若い男性か若い女性を一人クラスに招くことを検討します。その若い男性または若い女性に,推薦状がどんなものか子供たちに見せてもらい,推薦状にふさわしく生活するために何をするか話し合います。神殿の近くに住んでいなくても神殿推薦状を持つことはなぜ大切なのか分かち合ってもらいます。
天の御父はわたしが学ぶことを望んでおられる
霊的および物質的な事柄の両方について学ぶことで,主に仕える備えができるということを子供たちが理解できるよう,助けることができます。
活動案
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ホワイトボードに何,なぜ,どのように,と書きます。二人一組になって教義と聖約88:77-79を読んでもらい,主が何について学ぶよう望んでおられるか,リストを作ってもらいます。それから80節を調べて,神がなぜわたしたちが学ぶことを望んでおられるか見つけるように言います。さらに118節を調べて,わたしたちはどのように学ぶべきか見つけてもらいます。これらの聖句から,主が教育や学びをどのように見なしておられるかについて,どんなことが分かるでしょうか。
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世界地図を見せ,教義と聖約88:79を一緒に読みます。ほかの国々や文化について知ることは,わたしたちにとってなぜ大切でしょうか。あなたや教える子供たちがほかの国に行ったことがある,あるいは住んだことがあれば,その国の文化を象徴する品を見せ,あなたが学んだことを分かち合います。
「神の家を建てなさい」
「神の家」に関する主の指示は,わたしたちが自分の人生や家庭を築くうえで役立つ指針となります。
活動案
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子供たちに,自分の家や訪れたことのある家を表現する7つの言葉を選んでもらいます。それから,教義と聖約88:119を読んで,主が御自分の家を表現するのに用いられた7つの言葉を見つけるように言います。自分の家を「神の家」にする方法を考えられるよう子供たちを助けます。
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一人一人の子供に教義と聖約88:119-126から語句を一つずつ割り当てて,絵を描いてもらいます。互いに絵を見せるとき,これらの聖句を調べてそれぞれの絵が表す語句が何か当ててもらいます。
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ホワイトボードにする,しないと書きます。子供たちに教義と聖約88:119-126を読み,神殿で学ぶ備えをするために,主が聖徒たちにするよう望まれたこと,しないよう望まれたことのリストを作ってもらいます。よく知らない言葉を辞書で調べることもできます。リストの中から,やり始めること,またはやめることを選んでもらいます。
家庭で学ぶよう励ます
学んだ事柄から家族に分かち合いたいことを一つ書くか,絵に描いてもらいます。