「4月3-9日 復活祭:『死よ,おまえの勝利は,どこにあるのか』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:新約聖書 2023年』
「4月3-9日 復活祭」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2023年』
4月3-9日
復活祭
「死よ,おまえの勝利は,どこにあるのか」
子供たちが復活祭を,救い主に喜びを抱き,主の犠牲に対する感謝を深める時季とすることができるよう助けます。この概要に書かれているアイデアは,どの年齢の子供を教える際にも活用することができます。
分かち合うよう招く
ゲツセマネ,十字架上,復活後の救い主が描かれた絵を見せます(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要の絵や,『福音の視覚資料集』56-60番参照)。その絵に描かれている出来事について知っていることを,子供たちに分かち合ってもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
イエス・キリストはわたしの救い主であられる。
イエス・キリストの贖罪について読みながら,イエスがどれほど自分たちを愛しておられるかを子供たちに感じてもらう方法を,深く考えてください。
活動案
-
イエスの絵を見せ,イエスがわたしたちのためにしてくださったことについて知っていることを,子供たちに分かち合ってもらいます。救い主の愛と,わたしたちを罪から救う主の力について,あなたの証を述べてください。鏡を手に持ち,子供たちに順番にのぞいてもらいます。一人一人の子供が鏡をのぞくときに,こう言います。「イエス様は〔子供の名前〕を愛しておられ,〔子供の名前〕が天のお父様と再びともに住めるように助けてくださいます。」
-
「ゲツセマネで祈られるイエス」(『福音の視覚資料集』56番)の絵を見せながら,イエスが世の罪のためにゲツセマネで苦しまれたことについて話します(マタイ26:36-46;ルカ22:39-44参照)。主が苦しまれたおかげでわたしたちは間違った選択をしても赦しを受けられることを証します。「だい51しょう—イエス,ゲツセマネのそのでくるしまれる」(『新約聖書ものがたり』129-132,またはChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオ)を用いてもよいでしょう。
0:0 -
「救い主の愛」(『子供の歌集』42-43)など,イエスのわたしたちへの愛についての歌を一緒に歌います。救い主の愛について述べている言葉を歌詞の中から見つけられるよう,子供たちを助けます。どのようなものが主の愛を感じさせてくれるでしょうか。どうしたらほかの人に主の愛を感じてもらうことができるでしょうか。
イエスが亡くなった後に復活されたので,わたしも再び生きる。
イエス・キリストのおかげでわたしたちや愛する人々がいつか復活することを子供たちが理解できるようにするには,どのように助けたらよいでしょうか。
活動案
-
ゲツセマネの園,十字架上,復活後のキリストの絵(『福音の視覚資料集』56-60番,および『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要にある1ページ大の絵を参照)を使いながら,復活祭の物語を子供たちに教えます。あなたが物語を話す間,何人かの子供たちに絵を持ってもらいます。イエスが復活された後,イエスに会った人々,例えばマリヤ(ヨハネ20:1-18参照)やトマス(ヨハネ20:24-29参照)について子供たちに話します。
-
復活祭を祝う理由を子供たちに尋ねます。復活祭には,イエス・キリストが復活された日を祝うことを説明します。家族がイエス・キリストの復活を思い起こすためにしていることを紹介してくれる子供がいるか尋ねます。
-
「復活」とは,死んだ後にもう一度生きることを意味すると説明します。イエス・キリストのおかげでわたしたちは復活する,すなわち,死んだ後に生き返り,二度と死ぬことはないというあなたの証を述べます。
-
手袋を使って,すべての人には肉体(手袋で表す)と霊(手で表す)があることを子供たちに教えます。わたしたちは死ぬと,霊と肉体が分かれます。霊は生き続けますが,肉体は違います。復活すると,霊と肉体は再び一つになります。子供たちに,交代で手袋をつけたり,外したりしてもらいます。
-
「イエス様,本当に復活したの」や「イエス様よみがえる」(『子供の歌集』45,44)など,復活祭の歌を一緒に歌い,復活された後のイエスの絵(『福音の視覚資料集』59-61番参照)を子供たちに見せます。
-
あなたの知っている人で亡くなった人の写真を見せます。イエス・キリストの贖罪と復活のおかげで,その人が復活するというあなたの証を分かち合います。
-
ビデオ「イエスはよみがえられた」や「よみがえり,使徒たちの前に御姿を現される主」(ChurchofJesusChrist.org)を一緒に見ます。あるいは,Easter.ComeuntoChrist.orgにある別の復活祭のビデオを見せましょう。
2:32:18
教義を教える:年長の子供たち
イエス・キリストはわたしのためにゲツセマネと十字架上で苦しまれた。
今週聖文を研究するとき,どうすれば子供たちがイエス・キリストと主の贖罪への信仰を築くのを助けることができるか深く考えてください。
活動案
-
子供たちと一緒にルカ22:39-44や,マタイ27:29-50の中から聖句を抜粋して読みます。救い主がゲツセマネや十字架上で経験されたことを理解する助けとなる言葉を探してもらいます。
-
子供たちが信仰箇条の第3条を暗記できるよう助けてください。イエス・キリストがわたしたちを罪と死から救う力を持っておられるというあなたの証を述べます。
-
イエス・キリストの贖罪について,ほかの人に分かち合うための短い話を子供たちが準備できるよう助けます。話の中に,聖句と自分の証を入れるよう勧めます。さらに助けが必要なら,『聖句ガイド』の「贖罪」の項を読んでもらうとよいでしょう(scriptures.ChurchofJesusChrist.org)。
イエスが亡くなった後に復活されたので,わたしも再び生きる。
あなたが教える子供たちは,まだ経験していないとしても,いつか愛する家族の死を経験します。イエス・キリストが復活されたのでわたしたちも皆復活することを,子供たちが理解できるように助けます。
活動案
-
『福音の視覚資料集』57-59番を見せ,次の聖句と合う絵を子供たちに選んでもらいます:マタイ27:29-38,59-60;ヨハネ20:10-18。
-
子供たちに,各自で『聖句ガイド』の「復活」の項(scriptures.ChurchofJesusChrist.org)を読んで,何か家族に教えたいことを見つけてもらいます。時間を取って,見つけたことを子供たちに分かち合ってもらいます。
-
『子供の歌集』の「主題別索引」を調べて,自分で歌いたい,イエス・キリストや復活についての歌を見つけてもらいます。その歌を一緒に歌い,この歌からどのようなことを学べるか,子供たちに尋ねます。
-
ビデオ「イエスはよみがえられた」(ChurchofJesusChrist.org)を見せ,数人の子供に救い主の贖罪と復活について証を分かち合ってもらいます。(証を分かち合う準備ができるよう,レッスンの数日前に頼んでおくとよいでしょう。)子供たちに自分の証を書いて家で分かち合うよう勧めます。
家庭で学ぶよう励ます
子供たちが学んだことを家族に分かち合うことができるよう,今週家でイエス・キリストについての歌を歌うよう勧めます。