「11月27日-12月3日 1-3ヨハネ;ユダ:『神は愛である』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:新約聖書 2023年』
「11月27日-12月3日 1-3ヨハネ;ユダ」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2023年』
11月27日-12月3日
1-3ヨハネ;ユダ
「神は愛である」
ヨハネの手紙とユダの手紙は,天の御父の愛と光について教えています。今週研究する際に,あなたの教える子供たちが生活の中で神の光と愛を必要とするのはなぜか,深く考えてください。この概要にある活動については,あなたが教える年齢層向けのものだけでなく,すべての活動について検討することを,忘れないでください。
分かち合うよう招く
子供たちに,これまで天の御父とイエスのどのような愛を感じたことがあるか,話してもらいます。または,なぜ天の御父とイエスは光だと思うか,話してもらってもよいでしょう。
教義を教える:年少の子供たち
イエスに従うことで,生活に光がもたらされる。
ヨハネはわたしたちの生活にある天の御父とイエスの影響について教えるために,光について書きました。御二方が下さる光について子供たちに学んでもらうためにどう助けたらよいか,考えてください。
活動案
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子供たちに,光を放つものを挙げてもらいます。植物が生長するのを助ける,物が見えるようにする,温かさを与えるなど,光の恩恵について子供たちと話します。イエスが光を下さることを理解してもらうために,子供たちに交代で,「神は光で〔す〕」(1ヨハネ1:5)と言いながら,懐中電灯でイエス・キリストの絵を照らしてもらいます。天の御父とイエス・キリストの言葉に従おうと努力するときに御二方はわたしたちの生活に光をもたらしてくださることを,証します。
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子供たちに代わる代わる電球またはろうそくの絵を持ってもらいます。絵が自分のところに来た子供には,必要に応じて助けてもらいながら,イエス・キリストの光を自分の生活の中にもたらす方法を考えてもらいます。
人々に愛を示すとき,わたしは神に愛を示している。
自分が天の御父に対して感じる愛と,神の子供たちに示す愛との関係を,子供たちに理解してもらいます。
活動案
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子供たちに,1ヨハネ4:11を読んで聞かせ,「天のお父様の愛」(『子供の歌集』16-17)など,神の愛について歌っている歌を歌います。天の御父が自分を愛してくださっていることがどのようなことから分かるかを,何人かの子供たちに話してもらいます。全員が答えた後,子供たちに,自分自身を抱き締めて,「神は愛です。神はわたしを愛しておられます」と言ってもらいましょう。
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1ヨハネ4:21を子供たちに読んで聞かせます。抱き締める,カードを書くなど,友達に愛を示すことのできる様々な方法について話します。そのようなことをしている動作をしてもらってもよいでしょう。このようなことをしてあげると,友達はどのような気持ちになるでしょうか。わたしたちが人に親切にするとき,天の御父はどのような気持ちを感じられるでしょうか。
戒めを守るとき,わたしは神への愛を示している。
ヨハネは,神の「戒めはむずかしいものではない」(1ヨハネ5:3)と教えています。戒めに従うことはむしろ,神への愛を示す一つの方法なのです。
活動案
教義を教える:年長の子供たち
人々に愛を示すとき,わたしは神に愛を示している。
神を愛することには,周囲の人を愛するだけでなく,自分たちと異なっていたり,愛するのが難しいと思えたりする人までも愛することが含まれます。このことを子供たちに理解してもらうために,どんな助けができるでしょうか。
活動案
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子供たちに,学校やワードに新しい人が転入してきたと想像してもらいます。その人には,知っている人がだれもいません。その人は,どのように感じているでしょうか。一人の子供に,1ヨハネ4:7-8を読んでもらいます。この聖句は,そのような人にどう接するべきだとしているでしょうか。似たような状況について話すか,愛を示す機会について子供たちに考えてもらいます。
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子供たちに,1ヨハネ4:7-8,20-21を読んでこれらの聖句で最も大切だと思うことを各自一つの文にまとめて書いてもらいます。それぞれの文を分かち合った後,あなたの生活から,または『フレンド』か『リアホナ』から,これらの聖句が教えていることの良い説明になっていると感じる話を分かち合ってください(例えば,「ハリムにあいさつしよう!」『フレンド』2019年6月号,F18-19参照)。子供たちに,自分自身の経験を分かち合ってもらいます。どうすれば,周囲の人たちに愛を示すことができるでしょうか。
戒めを守るとき,わたしは神への愛を示している。
1ヨハネ5:3で教えられている真理を理解すると,戒めに従うことがより容易になります。戒めは重荷ではなく,神への愛を表す機会であることを子供たちに理解してもらうために,どんな助けができるでしょうか。
活動案
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子供たちに,神を愛していることを示す方法を挙げ,ホワイトボードに書いてもらいます。それから,1ヨハネ2:5-6;5:2-5を一緒に読んで,そのほかのアイデアを探します。戒めを守ることは,なぜ天の御父を愛していることを表すことになるのでしょうか。
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1ヨハネ4:17を読み,「さばきの日に確信を持って立つ」とは,裁きのために神の前に立つとき,自信と平安があるという意味であることを,子供たちに説明します。この聖句は,このような自信を持つために何をする必要があると教えていますか。自信を持って神の前に立つために,今,どのようなことができるでしょうか。
ほかの人にからかわれても,わたしは忠実でいることができる。
わたしたちは,イエス・キリストの弟子であるために,時々ほかの人たちから信仰や生活の仕方をからかわれることがあります。この聖句には,そのような状況にあって忠実であり続ける方法についてのユダの勧告が書かれています。
活動案
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子供たちに,自分や知り合いが正しいことをしたためにからかわれたときのことを,話してもらいます。子供たちに,ユダ1:18-22を読み,人からあざけられたり,からかわれたりしたとき,どうすれば忠実でいられるかを考えてもらいます。見つけたことをホワイトボードに書いて,この勧告に従うことのできる方法について話し合ってください。
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何人かの子供たちに,1ニーファイ8:26-28,33を読んでもらいながら,リーハイの夢(1ニーファイ8:1-35参照)をかいつまんで話してください。大きく広々とした建物の中の人々は,ユダが言っている,あざける者たちとどこが似ているか,話し合います。わたしたちをからかう人や,わたしたちが信じていることに同意しない人の影響を受けないようにするには,どうすればよいでしょうか(1ニーファイ8:30,33参照)。
家庭で学ぶよう励ます
自分の光を家族と分かち合うために何かをする計画を立てるよう,子供たちに勧めてください。