「12月19-25日クリスマス:『わたしたちは彼を待ち望んだ。彼はわたしたちを救われる』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:旧約聖書 2022年』(2021年)
「12月19-25日クリスマス」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2022年』
12月19-25日
クリスマス
「わたしたちは彼を待ち望んだ。彼はわたしたちを救われる」
旧約聖書の預言者たちは大きな喜びをもって,メシヤの誕生を待ち望んでいました(イザヤ25:9参照)。クリスマスの時季に教える準備をする際には,子供たちが救い主イエス・キリストの誕生に喜びを見いだすのをどのように助けられるか考えてください。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
子供たちに,イエス・キリストの誕生について知っていることを分かち合ってもらいます。その話に登場する人や物をホワイトボードに描いてもらいます。その話のどのような点が好きか,子供たちに尋ねます。
教義を教える:年少の子供たち
旧約聖書はわたしにイエスについて教えてくれる。
クリスマスを祝う理由として救い主イエス・キリストに焦点を当てられるよう,子供たちを助けます。そのために,イエス・キリストについて証している旧約聖書の聖句を使うとよいでしょう。
活動案
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降誕の絵(『福音の視覚資料集』30番,または『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要にある絵の一つなど)を見せます。イザヤ9:6を読み,それぞれの子供に,「ひとりのみどりごが……生れた」という言葉が聞こえたときに,順番に幼子イエスを指してもらいます。旧約聖書の預言者たちがイエスがお生まれになることを知っていたということについて,あなたの証を述べてください。
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それぞれの子供に自分の名前を言ってもらいます。それから,わたしたちは自分の名前だけでなく,お姉さん,妹,お兄さん,弟,友達など,ほかの呼び方をされることもあることを指摘します。子供たちに,ほかの例を考えてもらいます。イエス・キリストを指す,「霊妙なる議士,大能の神,とこしえの父,平和の君」という呼び名を強調しながら,イザヤ9:6を子供たちに読みます。それらの呼び名がイエスについてどのようなことを教えているか理解できるよう,子供たちを助けます。
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それぞれの子供に紙で作った星を配ります。そして,あなたが民数24:17の「ヤコブから一つの星が出」という言葉を読んだら,その星を子供たちに掲げてもらいます。イエスがどのような点で全世界に輝く明るい星であられるのかを,子供たちに分かち合ってもらいます。「星の光る夜に」(『子供の歌集』24)や「牧人,羊を」(『賛美歌』127番)など,イエスがお生まれになったときに現れた星に関する歌を一緒に歌います。
イエス・キリストはわたしの救い主であられる。
クリスマスはイエスの誕生だけでなく,世の救い主としての生涯と使命も祝う機会です。どうすれば子供たちに,イエス・キリストの贖罪に対する喜びと感謝を感じてもらうことができるでしょうか。
活動案
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子供たちに,自分が待ち望んでいるものについて考えてもらいます。旧約聖書の時代の忠実な人々はイエス・キリストの誕生を待ち望んでいたと説明します。イザヤ25:9を子供たちに読み,「わたしたちは彼を待ち望んだ。わたしたちはその救を喜び楽しもう」という言葉を復唱してもらいます。キリストがお生まれになったことをあなたが感謝し,喜ぶ理由を,子供たちに伝えます。子供たちに,救い主について感じていることを分かち合ってもらいます。
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「ねどこもなくて」(『子供の歌集』26-27)や「天には栄え」(『賛美歌』123番)など,イエス・キリストの誕生についての歌を一緒に歌います。 救い主や,救い主のおかげでもたらされる祝福について教えている言葉を,子供たちに,その歌から見つけてもらいます。
教義を教える:年長の子供たち
旧約聖書は,預言されたメシヤであられるイエス・キリストについてわたしに教えてくれる。
旧約聖書は,ただ興味深い物語や文章を集めただけのものではありません。旧約聖書の目的は,あらゆる聖典と同様,イエス・キリストについて証することです。子供たちが旧約聖書の中にイエス・キリストを見いだす方法を学べるよう助けてください。
活動案
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子供たちに,モーセ7:53,詩篇23:1,ヨブ19:25,イザヤ7:14,9:6,12:2,アモス4:13,ゼカリヤ14:16に出てくるイエス・キリストの呼び名や称号をすべて書き出してもらいます。子供たちが望むなら,二人一組で取り組んでもらいます。書き出したものを子供たち同士で見せ合ってもらいます。それらの呼び名や称号の一つ一つから,救い主についてどのようなことが分かりますか。
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星,ライト,プレゼントの箱など,クリスマスの飾り(または,それらの絵)を幾つか子供たちに見せます。その一つ一つから,救い主のどんな特質が思い出されるか,子供たちに尋ねます。聖文ではイエス・キリストについて教えるためにしばしば象徴が使われると説明します。子供たちに,次のうちの一つまたは複数の聖句を見て,イエス・キリストを象徴していると考えられるものを見つけてもらいます:創世22:8;出エジプト17:6;詩篇18:2;27:1(そのほかの例については,『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要を参照)。イエス・キリストは,どのような点で小羊,水,岩,城,光に似ているでしょうか。
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今年の旧約聖書の研究の最後に,旧約聖書の中のお気に入りの話や聖句を子供たちに分かち合ってもらいます。それらの話や聖句は,イエス・キリストについてどのようなことを教えているでしょうか。旧約聖書があることにわたしたちが感謝しているのはなぜでしょうか。
イエス・キリストはわたしの救い主,贖い主であられる。
イエス・キリストの降誕を祝うとき,わたしたちはイエスの生涯と贖いの犠牲にも喜びを感じることができます。子供たちが救い主,贖い主を信じる信仰を築けるよう助けるために,あなたは旧約聖書の聖句をどのように使いますか。
活動案
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イザヤ7:14を一緒に読んでから,子供たちに,キリストの誕生について知っていることを分かち合ってもらいます。または,ビデオ「キリストの降誕」(ChurchofJesusChrist.org)を見せ,それぞれの子供にビデオの登場人物から一人を選んでもらい,その人がどのような気持ちだったと思うか言ってもらいます。救い主についての証を述べ,子供たちにも同じように証を述べてもらいます。
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子供たちがイエス・キリストの救い主としての役割をよりよく理解できるよう助けるため,イザヤ25:8-9,53:3-5,ホセア13:14を読んでもらいます。これらの聖句は,主がわたしたちをどのように救ってくださるかについて,どのようなことを教えているでしょうか。どうすれば,わたしたちは「その救を喜び楽し〔む〕」(イザヤ25:9)ことができるでしょうか。
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「ねどこもなくて」(『子供の歌集』26-27)や「主イエスの愛に」(『賛美歌』109番)など,わたしたちに対するイエス・キリストの愛についての歌を一緒に歌います。救い主の愛を感じる助けとなる言葉を,子供たちに挙げてもらいます。
家庭で学ぶよう励ます
イエス・キリストについて旧約聖書から学んだことを家族や友人と分かち合うよう,子供たちに勧めます。今週から新約聖書の研究を始めるように子供たちを励まします。