「9月12-18日 イザヤ13-14章;24-30章;35章:『不思議な驚くべきわざ』」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:旧約聖書 2022年』(2021年)
「9月12-18日 イザヤ13-14章;24-30章;35章」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:2022年』
9月12-18日
イザヤ13-14章;24-30章;35章
「不思議な驚くべきわざ」
ほかの人がイザヤ書の中にある真理を見いだせるように助けるには,まず自ら真理を見いだす必要があります。今週の範囲を読みながら,どの真理をクラスで強調したほうがいいか考えましょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
クラスの参加者にイザヤから学んでいることを分かち合うよう促すために,「イザヤ書は難しすぎて理解できない」と言う人に自分ならどのように答えるかを尋ねるとよいでしょう。イザヤの教えの中に意義を見いだす助けとなっているのは,どのような事柄でしょうか。霊感を与えてくれたのはどのような聖句でしょうか。
教義を教える
イザヤ24:21-23;25:6-8;26:19;28:16
イザヤの記録はわたしたちの心をイエス・キリストに向けさせる。
-
ニーファイのように,クラスの参加者も,イエス・キリストについてのイザヤの証に喜びを感じた経験があるかもしれません(2ニーファイ11:2参照)。今週読んだ箇所から,救い主について学んだ節を分かち合ってもらうとよいでしょう。あるいは,クラスの参加者に,イザヤ24:21-23;25:6-8;26:19;28:16,または研究する中で見つけたそのほかの節から,イエス・キリストについて学べることを分かち合ってもらうとよいでしょう。これらの真理はわたしたちにとってなぜ貴重なのでしょうか。
イザヤ24:1-5;28:1-8;29:7-10;30:8-14
背教とは,主と主の預言者に背を向けることである。
-
『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要では,主に背を向け,その預言者たちを拒むことがもたらす結果について述べるためにイザヤが用いた比喩の幾つかについて,深く考えるよう提案されています。クラスの参加者に,学んだことを分かち合ってもらいます。または,参加者に,各々,次の聖句のうちの一つを読んでもらいます:イザヤ24:1-5;28:7-8;29:7-10;30:8-14。読んだ内容をもとに,次の文を完成してもらいます。「主に背くなら,わたしたちは……。」主に忠実であり続け,背教を避けるために,どのようなことができるでしょうか。(提案については,「その他のリソース」を参照してください。)主は御自分に忠実であり続ける者をどのように祝福なさいますか。
-
わたしたちを背教へと導く可能性がある態度や行いについての話し合いを始めるために,クラスの参加者に,イザヤ24:1-5;28:1-8;29:7-10;30:8-14を調べてもらうとよいでしょう。イザヤの時代の民が考えたり,行ったりしていた事柄を探すように言います。ホワイトボードに,警告:次の態度や行いは背教をもたらす可能性がありますという見出しを書きます。クラスの参加者に,聖句から見つけたことをホワイトボードに書いてもらってもよいでしょう。参加者に,背教から自分や家族を守る方法を分かち合う機会を与えてください。
主は失われたものや壊れたものを元通りにしてくださる。
-
ホワイトボードに,クラスの参加者がイザヤ29章について深く考える助けとなる次の質問を書くとよいでしょう:イザヤの記録は今日における福音の回復にどのように関連しているでしょうか。イザヤ29:13-24を黙読しながら,この質問について考えるよう促します。助けが必要であれば,以下のような聖句をおさらいしてもよいでしょう:2ニーファイ27:6-26;ジョセフ・スミス—歴史1:17-19,63-65。ホワイトボードに書かれた質問について話してもらった後に,「不思議な」や「驚くべき」(イザヤ29:14)という言葉が福音の回復について述べるうえでふさわしい理由について話し合ってもらうとよいでしょう。「イエス・キリストの完全な福音の回復—200周年の世界への宣言」(ChurchofJesusChrist.org)から,回復についてどのようなことが学べるでしょうか。
-
イザヤ30章および35章には,御自分に立ち返る者を祝福される主の力をさらに信じるよう鼓舞してくれる幾つかの聖句が載っています。クラスの参加者がこれらの聖句を見つけられるよう,イザヤ30:18-26またはイザヤ35章のいずれかを研究してもらいます。贖いを求めて主に立ち返るうえで助けとなりそうな語句を分かち合うように言います。
その他のリソース
主と主の教会に忠実であり続ける。
M・ラッセル・バラード会長は,わたしたちが主と主の教会に忠実であり続けられるよう,次のように勧告しています。
「一度ではなく,一生を通じて何度もイエス・キリストへの信仰と福音に対する忠実さを増すことにより,改心し続ける必要があります〔アルマ5:26参照〕。……
……主の言葉は,聖文の中や使徒と預言者の教えの中にあります。それらは,わたしたちに助言と指示を与えてくれます。 そして,それに従ったとき,霊的な救命胴衣となり,両手でつかまる方法を知ることができます。……
個人で聖文を読むことを習慣とするだけなく,モーサヤの息子たちのように『しばしば祈り,また断食』〔アルマ17:3〕を行うことも必要です。」(「船にとどまり,つかまっていなさい」『リアホナ』2014年11月号,90-91)