「自分の障害をほかの人々に理解してもらうにはどうしたらよいでしょうか?」『障害と奉仕:個人』
「自分の障害をほかの人々に理解してもらうにはどうしたらよいでしょうか?」『障害と奉仕:個人』
自分の障害をほかの人々に理解してもらうにはどうしたらよいでしょうか?
時には,自分には障害があるため,助け,サポート,適応,または調整が必要であることをほかの人々に伝えなければならないこともあるでしょう。障害について話すのが難しいときもあるかもしれません。しばしば,ほかの人々は,助けたいという気持ちがありながら,あなたが何を必要としているか分からなかったり,どのように助けたらよいか迷ったりします。不適切なことを言ってしまうのではないかと恐れたり,気まずい会話になってしまうのではないかと躊躇したりして,どのような状況なのかあなたに尋ねるのを避けることがあるかもしれません。あなたが自分の障害について話すことに抵抗を感じないのであれば,多くの場合,あなたが話すことで,あなたを愛している人たちは喜んで聞いてくれるでしょう。自分の障害について人々に話す勇気と,話す方法についての導きを,天の御父に祈り求めましょう。ほかの人々にあなたについてどのようなことを知ってほしいか,深く考えてください。あなたにはどのような強みがありますか。あなたはどのような困難を抱えていますか。これまでに助けになったと思ったのは,どのようなことですか。あなたには,ほかの人々に仕えるのに役立つ,どのような才能がありますか。
ほとんどの教会員は,障害のある人を助け,迎え入れる方法についての導きを喜んで受けたいと思っています。また,兄弟たちや姉妹たちも,助ける方法について促しを受けるかもしれません。
いつ手を差し伸べたらよいか,どのように助けることができるか,家族,教師,指導者が理解できるよう,聖霊が彼らを助けてくださいます。
あなたの必要としていることやあなたの状況をほかの人々に理解してもらいたいときに考慮すべきヒントを以下に幾つか示します。
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ほかの会員があなたについて知り,正しく理解できるまで忍耐強く待つ。
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変化を求めるときには,前向きなことに重点を置く。
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発言の内容を明確にする。そのための方法として,相手との会話を通してあなたが理解したことを復唱したり,相手にも理解したことを復唱してもらったりするとよいでしょう。
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目標の達成方法に関する様々な見方や考え方を受け入れ,ほかの人々に,状況についてどのように考えているか尋ねる。自分の方法だけが唯一の方法だと考えてはいけません。
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必要とする特定のことに焦点を絞って会話を進める。会話が話題からずれたら,戻しましょう。
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感謝する。あなたと話し,あなたの言葉に快く耳を傾けてくれたことに対して,会員に感謝しましょう。