「障害のあるわが子は福音について知る必要があるでしょうか?」『障害と奉仕:親と介護者』
「障害のあるわが子は福音について知る必要があるでしょうか?」『障害と奉仕:親と介護者』
障害のあるわが子は福音について知る必要があるでしょうか?
聖文は,「あなたの子孫は皆,主によって教えを受け〔る〕」と教えています(3ニーファイ22:13)。預言者ジョセフ・スミスは,「神がかつて世に送られたすべての精神と霊は,成長することができます」と説明しています(『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』210)。障害のあるあなたの子供や愛する人が福音を学べるよう助けるために,どのようなことができるか知るために祈ってください。助けるためには,福音の研究の仕方や家庭での教え方を,本人の必要に合わせて調整する必要があるかもしれません。主に近づく助けとなる適切な機会を与えてください。例えば,賛美歌の指揮をしてもらったり,祈ってもらったり,聖句を読んでもらったりするとよいでしょう。証を分かち合うように勧め,また本人が理解できる方法で福音についてもっと学ぶよう勧めましょう。その子(その人)自身の神聖な価値と可能性について,本人に教えましょう。
本人から聖約の道を前へ進みたいという望みを伝えられたら,必要に応じて,前に進めるよう助けます。忘れてはならないのは,その子(その人)には選択の自由があり,人生において福音が果たす役割を自分で選べることです。ただし,主は,「すべての人に,ほかの人と同様の者となる特権が与えられており,それを禁じられる者はだれ一人いない」と指示しておられます(2ニーファイ26:28)。
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