「第146課-学習評価9:教義と聖約115-134章」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』(2025年)
「学習評価9」『教義と聖約 セミナリー教師用手引き』
さらにキリストのようになるには継続的な努力が必要であり,それは生涯にわたる過程です。自分の霊的な成長を定期的に評価することは,進歩を見極め,救い主に近づく助けとなります。この課は,教義と聖約の研究が霊的な成長にどのように役立ったか,生徒が評価できるように助けます。
少し時間を取って,自分の人生と,さらにイエス・キリストのようになるために行ってきたことについて深く考えてください。さらにキリストのようになるために,たとえ少しずつであっても,どのように進歩しているか考えてください。
ゆうたと友人たちは神殿に行くのを楽しみにしています。神殿についてよく知らない友人の一人は,皆の盛り上がりに気づき,神殿で何をするのか後にゆうたに尋ねます。携帯電話で神殿のバプテスマフォントの写真を見ながら,ゆうたは死者のためのバプテスマについて説明を始めます。
大管長会のヘンリー・B・アイリング管長は,次のように教えています。
「家族歴史探求や神殿の業を行うために時間をささげることで,救いの計画に対する証が深められたことに気づく青少年が多くいます。青少年の生活において御霊の影響力が増し加えられ,サタンの影響は弱められるのです。自分の家族,そして主イエス・キリストをより近く感じられるようにもなります。この業は死者だけでなく,わたしたちすべてを救うものだということを,青少年は理解しました(教義と聖約128:18参照)。」&(ヘンリー・B・アイリング「神の家族の集合」『リアホナ』2017年5月号,22)