最後の活動

行って，仕える

深く考える：右の聖句と引用から考えると，人に仕えるために自分自身を失うと，どのように自分自身を救うことになるのでしょうか。

「自分の命を救おうと思う者はそれを失い，わたしのために自分の命を失う者は，それを救うであろう。」

マタイ16：25

「あなたがたが同胞のために務めるのは，とりもなおさず，あなたがたの神のために務めるのである。」

モーサヤ2：17

「物心両面で自立する目的は，援助を必要とする人を引き上げられるように自分を高めることなのです。」

ロバート・D・ヘイルズ「本心に立ち返る—聖餐，神殿，奉仕による犠牲」『リアホナ』2012年5月号，36

読む：あなたは今や『わたしの礎』を完了したので，わたしたちはあなたに，原則7の勧告について深く考えるように勧めます。ウークトドルフ管長は次のように述べています。

「無私の奉仕や献身的な行いはわたしたちの霊を清め，霊の目からうろこを取り除いて天の窓を開きます。ほかの人の祈りの答えとして働くときに自分の祈りの答えを見いだすことがよくあります。」

ディーター・F・ウークトドルフ「ダマスコに行く途中でとどまる」『リアホナ』2011年5月号，76

話し合う：あなたの生活の中で，他の人に仕えることはどのように「天の窓」を開くでしょうか。

やってみる：グループの人か家族と一緒に，以下のいずれかを行う計画を立ててください。

1. 地域で奉仕活動をする。入院患者に奉仕する，孤児院に食物を届ける，あるいは，その他の活動を選んでもよいでしょう。

2. 家族と一緒に，最寄りの教会歴史センターを訪問する。小冊子『わたしの家族—わたしたちを一つにする思い出』を使って，家族歴史を作成する。それから神殿へ行き，亡くなった先祖のために神聖な儀式を行う。

3. 自立支援センターでボランティアをするか，グループの進行役をする。自立の道を歩んでいる人のメンターになる。