マスター教義の復習11
理解して応用する
この課は,マスター教義聖句にある真理を復習するのに役立ちます。また,その真理を様々な状況で応用する練習にもなります。
学習活動案
マスター教義聖句を復習する
少し時間を取って,新約聖書のマスター教義聖句を復習してください。あなたがよく知っているものはどれですか。あまりよく知らないものはどれですか。
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これらの聖句が教えている真理の中で,あなたにとって特にためになるのは,どんな真理ですか。
聖句の場所 |
重要語句 |
「きょうダビデの町に,あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。」 | |
「だれでも,水と霊とから生れなければ,神の国にはいることはできない。」 | |
「神はそのひとり子を賜わったほどに,この世を愛して下さった。」 | |
「あなたがたの光を人々の前に輝かし……なさい。」 | |
「すべて重荷を負うて苦労している者は,わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」 | |
イエスは言われた。「わたしは,あなたに天国のかぎを授けよう。」 | |
「神のみこころを行おうと思う者であれば,だれでも,……この教が……わかるであろう。」 | |
「主なるあなたの神を愛せよ。……あなたの隣り人を愛せよ。」 | |
イエス・キリストは,「わたしを記念するため」に聖餐を取るよう命じられた。 | |
「永遠の命とは,唯一の,まことの神でいますあなたと,……イエス・キリストとを知ることであります。」 | |
「霊には肉や骨はないが,あなたがたが見るとおり,わたしにはあるのだ。」 |
聖句が教えている真理を覚える一つの方法は,その真理を身の回りにある物と結びつけることです。マスター教義聖句を二つ選び,その重要語句を復習しましょう。続いて,それぞれの聖句について次のことを行います:
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その聖句の重要語句を連想する物の絵を描きます。その写真を撮ってもよいでしょう。(例えば, マタイ5:14-16 については,照明や光の絵を描いたり,写真を撮ったりすることができます。)
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絵や写真に撮った物と,聖句で教えられている真理との関係について,簡単な説明を書きます。
真理を生活に結びつける
十二使徒定員会のデビッド A・ベドナー長老は,マスター教義聖句を応用する助けになる真理を教えています。福音の原則は,「わたしたちが現世での様々な状況や困難,決断,経験をする際に,……永遠の真理に基づいた尊い観点を与えてくれ〔る〕」と(「わたしの福音の原則」『リアホナ』2021年5月号,123),教えているのです。マスター教義聖句の中にある原則を通して,わたしたちは生活の中で生じる様々な状況にどう対応すればよいかを知ることができます。
あなたの選んだマスター教義聖句が教えている真理をだれかが応用できるような状況について,説明してください。その真理をどう応用すればその人が救い主の助けを受けられるようになるか,説明します。
救い主の模範について考える
今年の前半に教わったマスター教義聖句と重要語句について,深く考えてください(この課で示された表を参照します)。
近いうちにセミナリーを始める予定でありマスター教義聖句について知らない人に,短い手紙を書いてください。マスター教義聖句は救い主をよく知るのにどう役立つか,生活の中で出てくる疑問や課題にどのよう答えを与えてくれるかを,説明してください。マスター教義聖句で教えられている救い主の真理を知っていて,覚えていたために祝福を受けた例を分かち合うとよいでしょう。自分の例でも,知っている人の例でもかまいません。