セミナリー
マタイ28章;マルコ16章;ルカ24章;ヨハネ20-21章


マタイ28章;マルコ16章;ルカ24章;ヨハネ20-21章

概要

救い主の埋葬の後,忠実な弟子たちは空の墓を見つけました。天使たちは,主がよみがえられたと宣言しました。イエス・キリストは復活後,多くの個人や集団に御姿を現されました。テベリヤ(ガリラヤ)の海の湖畔で,イエスは弟子と食事を共にし,御自分の羊を養うことで御自分への愛を示すようにとペテロを促されました。

教えるための備え

次の情報は,各課の事前準備のアイデアを教師に提供するものです。

ルカ24:1-12,36-48

この課の目的:本課は,生徒が救い主の復活の教義と,それが自分の生活にどのような影響を与えるかについての理解を深める助けとなります。

  • 生徒の備え:生徒に,復活について知っていることと,救い主の復活が自分自身にとって重要な理由を考え,書き出してもらうとよいでしょう。

  • ビデオ会議での教え方の提案:生徒にチャット機能を使って様々な質問に答えてもらうことができます。例えば,生徒に,復活について知っていることや,救い主の復活が自分にとって大切な理由を分かち合ってもらうとよいでしょう。

マスター教義:ルカ24:36-39

この課の目的: この課は,参照聖句と重要語句を暗記し,教義を説明し,霊的な知識を得るための原則を実際の状況に応用することによって,その教義をよく使いこなす助けとなるでしょう。

  • 生徒の備え:生徒に, ルカ24:1-9,36-48 で救い主の復活を研究して学び,感じたことについて深く考えてもらいます。

  • ビデオ会議での教え方の提案:生徒をブレイクアウトルームで二人一組にし,霊的な知識を得るための原則が生活の中でどのように助けになったかについて話し合うとよいでしょう。

マタイ28章;ルカ24章;ヨハネ20章

この課の目的:この課は,救い主が生きておられるという生徒の証を強める助けになります。

  • 生徒の備え:生徒に,次の質問を念頭に置いて エテル12:5-9 を読んでもらいます:イエス・キリストの御姿を見ずに,主が生きておられることをどのように知ることができるでしょうか。

  • ビデオ会議での教え方の提案:レッスンで述べられている証人の役を演じながらクラスに出席するよう,勧めるとよいでしょう。自分が話に登場する一人であるかのように,その人の経験をクラスで発表してもらうとよいでしょう。救い主にふんすることは適切ではありません。

ヨハネ21:1-17

この課の目的:この課は,救い主がされたように人々に仕え,教え導く努力をするときに,生徒が救い主への愛を示す助けとなります。

  • 生徒の備え:生徒に,家で家族や友人と ヨハネ21:15-17 を読み,主の羊を養うことの意味について話し合ってもらいます。

  • ビデオ会議での教え方の提案:このレッスンの一部として,生徒とチャット機能を使うことを検討してください。例えば,主の羊を養う様々な方法を投稿するよう生徒に勧めるとよいでしょう。

学習を評価する6

この課の目的:この課では,新約聖書の研究を通して自分が設定した目標にどれだけ近づけたか,個人的にどう成長したかを自己評価してもらいます。

  • 生徒の備え:生徒に,新約聖書の前半とイエス・キリストの教導の業を研究した経験について深く考えてもらいます。四福音書(マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ)から学んだことや感じた事柄で,自分にとって重要な事柄を準備してくるよう生徒を励まします。

  • 表示するコンテンツ:最初の理解度調査の活動のためにホワイトボードに描いたハート型の輪郭線。「イエスのおかげで……」という言葉。これは,2回目の理解度調査の活動のためにホワイトボードに書いたものです。

  • ビデオ:イエスのおかげで—復活祭」(2:43)

  • ビデオ会議での教え方の提案:最初の理解度調査の活動では,それぞれの生徒に自分でハートの絵を描き,救い主の好きなところを書き出してもらうとよいでしょう。その後,何人かの生徒に,全員が見えるように紙をカメラに向かって掲げてもらいます。3回目の理解度調査の活動では,ソーシャルメディアの投稿をしてからクラスに来るよう生徒に勧めるとよいでしょう。クラスの時間を使って,投稿のために書いたことを分かち合い,証を述べるよう生徒を励ますことができます。