ハンナとサムエル

キム・ウェブ・リード

イラスト／エイプリル・ストット

サムエル上じょう1－3章しょうから

ハンナは自分じぶんに子供こどもがいないことをとても悲かなしく思おもっていました。ハンナは神殿しんでんでいのりました。もしも男おとこの子こが生うまれたら，神かみに仕つかえる者ものになるように育そだてることを約束やくそくしました。

そして，ほんとうに赤あかちゃんが生うまれました。ハンナはサムエルと名付なづけました。神かみが自分じぶんのいのりにこたえてくださったことを知しっていました。

サムエルが成長せいちょうする中なかで，ハンナは約束やくそくを守まもりました。神殿しんでんの祭司さいしであるエリにたのんで，どのように神かみに仕つかえるかをサムエルに教おしえてもらいました。エリは，サムエルの世話せわを助たすけました。

あるばん，サムエルがねていると，声こえが聞きこえました。サムエルはエリに，自分じぶんをよんだのかたずねました。エリは，サムエルに語かたりかけようとされたのは神かみであると言いいました。2回目かいめに声こえが聞きこえたとき，サムエルは耳みみをかたむけました。そして，神かみはサムエルにお話はなしになりました。サムエルは神かみに聞ききしたがいました。

わたしは，神かみについて学まなび，神かみのいましめを守まもることができます。

lds.org/children/scripture-storiesで旧約聖書きゅうやくせいしょものがたりを見みる。