ダビデとゴリアテ

キム・ウェブ・リード

イラスト／エイプリル・ストット

サムエル上じょう17章しょうから

ダビデは羊ひつじの世話せわをする少年しょうねんでした。お兄にいさんたちは軍人ぐんじんで，人々ひとびとを守まもろうとしていました。ある日ひ，ダビデはお兄にいさんたちに食たべ物ものをとどけるようにお父とうさんからたのまれました。

そこに着ついたとき，ゴリアテという名前なまえの大おおきな兵隊へいたいに会あいました。ゴリアテは，だれかが自分じぶんをたおすことができたら，戦争せんそうは終おわると言いいました。でも，ゴリアテとたたかう勇気ゆうきのある人ひとはだれもいませんでした。

ダビデは，自分じぶんがゴリアテとたたかうと言いいました。王様おうさまは，ダビデにたたかってはいけないと言いいました。ダビデはまだ少年しょうねんで，ゴリアテは強つよくて大おおきかったからです。でも，ダビデは神様かみさまが自分じぶんを助たすけてくださると知しっていました。ついに王様おうさまは，「行いきなさい。どうぞ主しゅがあなたと共ともにおられるように」と言いいました。

ダビデは，ゴリアテのように体からだを守まもる武具ぶぐを身みに着つけていませんでした。ダビデは石いしを拾ひろうと，石投いしなげ器きに付つけました。そしてその石いしをゴリアテのひたいに投なげました。ゴリアテはたおれました。ダビデが勝かったのです！自分じぶんの民たみを救すくったのです。

わたしは，大おおきな，こわい問題もんだいに向むき合あうことがあります。神様かみさまに助たすけを求もとめるとき，神様かみさまはわたしを強つよくしてくださいます。

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