自殺
自殺で亡くなった人の葬儀や埋葬には制限があるでしょうか


「自殺で亡くなった人の葬儀や埋葬には制限があるでしょうか」遺族

「葬儀や埋葬には制限があるでしょうか」遺族

自殺で亡くなった人の葬儀や埋葬には制限があるでしょうか

自殺で亡くなった人に対しても,ほかの原因で亡くなった人と同じように,遺体と遺族に敬意を払うべきです。General Handbook: Serving in The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints(『総合手引き:末日聖徒イエス・キリスト教会での奉仕』)では次のように教えられています。「指導者は,自殺によって亡くなった人の家族に助言と慰めを与えるべきである。家族は,ビショップと相談のうえで,故人の葬儀の場所,ならびにどのような葬儀にするかを決める。教会の施設を使用することができる。故人が教会のエンダウメントを受けていた場合は,神殿衣を着せて埋葬することができる。」(General Handbook, 38.6.18から和訳)

M・ラッセル・バラード会長は,自殺で亡くなった友人の葬儀で話をするように依頼されました。バラード会長は次にように述べています。「その人についても,その人を取り巻く環境についてもわたしはよく知っていました。しかし,この問題について教義をいろいろ調べてみると,話の準備が容易にはできなくなりました。公正な裁きができるのは,主だけであるということに気づいて初めて,わたしの心は平安になりました。主だけがあらゆる事実を知っておられ,主だけがわたしの友人の心の思いまで知っておられるのです。わたしは,人を裁かれる主は,善を行い他人に奉仕した生涯は必ず考慮されるに違いないと考えて,ようやく気持ちが落ち着きました。」(「自殺についてわかっていること,わかっていないこと」『聖徒の道』1988年3月号,17参照)

教会と地域社会のリソース

(下記のリソースの中には,末日聖徒イエス・キリスト教会によって作成,維持,管理されていないものもあります。これらの資料は,このトピックについて学ぶ際の追加のリソースとして役立てるように意図されています。教会の教義や教えと一致しない内容については,教会が是認するものではありません〔一部のリソースは英語のみ〕。)