「我が子の自殺を防ぐために,もっと何かできたでしょうか」遺族
「もっと何かできたでしょうか」遺族
我が子の自殺を防ぐために,もっと何かできたでしょうか
親として,我が子の自殺の警告サインに気づかなかったことに罪悪感を感じるかもしれません。あるいは,もっと理解してあげればよかったとか,もっと忍耐強く接するべきだったと思うかもしれません。しかし,あなたの子供は生まれたその日から,ほかの人々や,周囲の環境,自分自身の思いや気持ちの影響を受けており,愛情深い親の完全な監督下に置くことはできません。また,あなたに選択の自由が与えられているように,あなたの子供も自身の選択の自由を授けられています。あなたの子供が自身の命を絶つという選択をしたことに対して,あなたに責任はありません。最善の努力を払っても,すべての自殺を防げるわけではありません。
これらの原則は,愛する人を自殺で失った伴侶,子供,友人にも当てはまります。愛する人が自殺したことに対して,あなたに責めはありません。
ひどい苦痛や悲しみを感じ続ける場合は,信頼できる人に相談して,祈りながら助けを求めてください。神権の祝福を求めるか,医療専門家やグリーフサポートグループなど,地域のリソースに連絡するとよいでしょう。
教会と地域社会のリソース
(下記のリソースの中には,末日聖徒イエス・キリスト教会によって作成,維持,管理されていないものもあります。これらの資料は,このトピックについて学ぶ際の追加のリソースとして役立てるように意図されています。教会の教義や教えと一致しない内容については,教会が是認するものではありません〔一部のリソースは英語のみ〕。)
-
「たといそうでなくても」ランス・B・ウィックマン,『リアホナ』2002年11月号,30-32
-
「遺族の癒し」ファミリーサービス,『リアホナ』2017年9月号,37
-
“After a Suicide,” American Foundation for Suicide Prevention.
-
“SOS: A Handbook for Survivors of Suicide,” Jeffrey Jackson (American Association of Suicidology), yourlifecounts.org.
-
“Rodolfo’s Story: Father, Leader, and Suicide Loss Survivor” (video, suicide.ChurchofJesusChrist.org).