わたしは何者なのでしょうか

性別不合をどれほど強く感じているとしても，それはあなたの現世での経験の一面でしかありません。自分自身についてどのように考えるかは生きていくうちに変わる可能性があります。まず，最も重要なこととして，あなたは天の両親の子供であることを忘れないでください。神の子供であることの意味を理解してください。

ジョイ・D・ジョーンズ会長は次のように教えています。

「わたしたち一人一人に神聖な価値があることを御霊が伝えてくれ〔ます〕。神の〔子供〕であると心から知ることは，生活のあらゆる面に影響を及ぼし，あなたが日々行う奉仕において導きとなります。スペンサー・W・キンボール大管長はそれを，次のようなすばらしい言葉で説明しています。

『神はあなたの御父であられます。あなたを愛しておられます。天の父母はあなたを計り知れないほど大切に思っておられます。……あなたは唯一無二であり，永遠の英知から創られた，永遠の命を受けることができる存在です。

あなた個人の価値について一切疑ってはいけません。福音の計画の目的は，内なる可能性を最大限に発揮する機会を一人一人に与えることです。すなわち，永遠の進歩と神のようになる可能性を与えることなのです。』〔「女性の特権と責任」『聖徒の道』1979年2月号，151参照〕……

……救い主がわたしたちをより高い場所へと上げてくださるときに，わたしたちは自分が何者なのかを，そして自分が想像よりはるかに主の近くにいることを，さらにはっきりと知るでしょう。」（「計り知れない価値」『リアホナ』2017年11月号，14－15；強調は削除）