1 見みよ，主しゅはあなたがた，すなわちわたしの僕しもべであるジョセフ・スミス・ジュニアとシドニー・リグドンにこのように言いう。あなたがたが口くちを開ひらいて，わたしの望のぞむままに与あたえられる御み霊たまと力ちからによって，わたしの福ふく音いん，すなわち王おう国こくにかかわる事こと柄がらを宣せん言げんし，聖せい文ぶんからその奥おく義ぎを説とき明あかすことが，必ひつ要ようかつ望のぞまれる時ときがやって来きた。

2 まことに，わたしはあなたがたに言いう。あなたがたに知しらされるまで，しばらくの間あいだ，周まわりの地ち域いきにおいて世よの人ひと々びとに宣せん言げんし，また教きょう会かいにおいても宣せん言げんしなさい。

3 まことにこれは，わたしがあなたがたに与あたえる，しばらくの間あいだの使し命めいである。

4 それゆえ，あなたがたはわたしのぶどう園えんで働はたらきなさい。地ちに住すむ者ものに呼よびかけ，証あかしし，来きたるべき戒いましめと啓けい示じのために道みちを備そなえなさい。

5 さて見みよ，これは賢けん明めいなことである。読よむ者ものは理り解かいし，また受うけ入いれなさい。

6 これを受うけ入いれる者ものには，もっと豊ゆたかに，力ちからさえも与あたえられるであろう。

7 それゆえ，あなたがたの敵てきを言いい伏ふせなさい。公おおやけにも，ひそかにも，あなたがたと会あうように彼かれらに呼よびかけなさい。あなたがたが忠ちゅう実じつであれば，彼かれらの恥はじが明あきらかにされるであろう。

8 それゆえ彼かれらに，主しゅに反はん対たいするしっかりした論ろん拠きょを示しめさせなさい。

9 まことに，主しゅはあなたがたにこのように言いう。あなたがたを攻せめるために造つくられる武ぶ器きは，まったく役やくに立たたない。

10 また，もしだれかがあなたがたに反はん対たいして声こえを上あげるならば，その者ものはわたしがふさわしいと思おもうときに打うち破やぶられるであろう。

11 それゆえ，わたしの戒いましめを守まもりなさい。これらは真しん実じつであり，確たしかである。まことにそのとおりである。アーメン。