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神の救いと昇栄の業のためにテクノロジーを使う7つの簡単な方法
2024年6月号


デジタル版のみ

神の救いと昇栄の業のためにテクノロジーを使う7つの簡単な方法

7日間で,あなたは自分自身を変え,世界を変えるのを助けることができます。

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絵の前に立ちながら携帯電話を見つめる若い女性

「今日地上における最も大いなるチャレンジ,最も大いなる大義,最も大いなる業において,大きな役割を果たしたいと思いませんか。」

2018年6月3日,ラッセル・M・ネルソン大管長は,主の大隊,言い換えれば,イスラエルの集合に加わるよう招くディボーショナルで,この質問をしました。

「皆さんはまさにこの時代に,世界の歴史上で最も重要なこの時に,イスラエルの集合を助けるために,地上に送られてきました。」とネルソン大管長は述べました。「今地上で起こっていることで,このこと以上に大切なことはありません。……これが皆さんが地球に送られてきた使命だからです。」

この業を助けるために,神がどのようにテクノロジーを祝福してくださったかについて考えたことはありますか。これを行う方法はたくさんありますが,神の救いと昇栄の業に生涯携わるために,今週試すことができる7つのアイデアを紹介します。これらは単に実践に役立つアイデアであることを心に留めておいてください。以下のアイデアや目標,そして啓示を通して得られる新しいアイデアのうち,あなたにとって最も適したものはどれか,祈りの気持ちで考えてください。

1日目:奉仕する機会を見つける

イエス・キリストのように,わたしたちは人々に仕えようと努めます。

口コミを通して,友人や家族,隣人を助ける様々な奉仕の機会について知ることができます。テクノロジーの助けがあれば,地元の地域社会や世界中の人々を支援する機会をさらに見いだすことができます。

今日,奉仕を通してキリストのような愛を分かち合う方法を探してみてください。可能であれば,今日行える奉仕活動を見つけるか,今後予定されているプロジェクトに登録しましょう。友人や家族,ワードや支部に参加するよう招待しましょう!

どこから始めたらよいか分からない場合,JustServe.orgにはあなたの地域でのボランティアの機会が幾つかあるかもしれません。

ラッセル・M・ネルソン大管長が教えられたことを覚えていてください。「住まいと呼ぶ場所がどこであろうと,教会の会員は,神が御父であられ,人類が兄弟姉妹であると心に銘記しています。ですから,わたしたちの最大の喜びは,このすばらしい世界のどこに住んでいようと,わたしたちの兄弟姉妹を助けるときにもたらされます。

ほかの人に手を差し伸べ,自分のことを気にかける以上に人の世話をするためにひたむきに努力することが,わたしたちの喜びです。そして,付け加えるなら,特にそれは自分にとって都合の悪いときや,居心地の良い状態から出る必要があるときなのです。大切な第2の戒めに従うことは,イエス・キリストのまことの弟子になるためのです。」

2日目:家族歴史を保存する

現代のテクノロジーを使って,わたしたちは自分自身や先祖の歴史を保存することができます!

今日,次のいずれかを行うことを検討してください。印刷された画像をデジタル化する,家族のストーリーを記録してデジタル化する,デジタル日記を始める,大切な思い出の写真やビデオを撮る。

FamilySearch.orgは,この活動を完了するために使えるすばらしいツールです。十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老は,ファミリーサーチのウェブサイトには「記録,情報,機能が満載されており,パソコンや様々な携帯機器で簡単にアクセスでき,家族の歴史を見つけて記録するために利用」できると述べています。

FamilySearch.orgによって,家族のために行う必要のある神殿の儀式を見つけたり,ほかの人が先祖の記録を見つけるのに役立つデータを索引化したりすることができます。

ファミリーサーチ・思い出アプリやファミリーサーチ・ツリーアプリも,こうした取り組みに役立ちます!

3日目:友人や家族と連絡を取る

愛する人たちとの交流は,彼らが自分は大切にされ幸せに感じる助けとなります。テクノロジーを使えば,友人や家族がどんなに近くても遠くても,電話したり携帯メールやダイレクトメッセージを送ることができます。

今日,少し時間を取って,あなたの思いやりや感謝,あるいは謝罪を必要としている人に電話をかけるかメッセージを送りましょう。

ネルソン大管長はこのように述べました。「今日,皆さんにお願いします。より高く,より神聖な方法で人と交流してください。……『どのようなことでも,徳高いこと,好ましいこと,あるいは誉れあることや称賛に値することがあれば』〔信仰箇条1:13〕……それを言うことがわたしたちの会話の標準となるべきです。」

4日目:分かち合い,招く

ソーシャルメディアは,心を高めるメッセージと福音を神のすべての子供たちに伝え,分かち合うすばらしいツールとなり得ます。

十二使徒定員会のゲーリー・E・スティーブンソン長老は,次のように述べています。「教会員は,いつでも,どのようなことについても,どのような所にいても,神の証人になります。デジタルの世界で,人を高める自分のコンテンツや,ほかの人が作った良いコンテンツを使って証を述べる機会は,無限にあります。人を愛し,オンラインでも,分かち合い,招くことは,証を伝えることです。イエス・キリストの福音が自分の生活をどのように形作っているかを示すためにソーシャルメディアを使うとき,あなたのツイートやメッセージ,投稿が,より高く,より神聖な目的を持つようになります。」

今日,イエス・キリストについての証や,心を高める引用,あるいは最近の総大会の説教で霊感を受けた話を分かち合うよう努めることができます。教化するを分かち合うのもすばらしい選択肢です。

べドナー長老はこのように分かち合いました。「義と真理に満ちたメッセージを地上に広めるよう強くお勧めします。この真正で人々を教化し称賛に値するメッセージを,文字どおり洪水のごとくに地に行き渡らせるのです。」

5日目:自立を育む

自立するには,外部からの助けが必要なときがあります。

今日,自立を育むために何か一つすることができます。例えば,特定のテーマに関する証を強めたり,タイヤの小さな漏れの修理方法を学んだりすることができます。グループのために食事を作る方法を考えたり,理想の仕事に必要なスキルに取り組んだりしてもよいでしょう。何を選んでも,取り組み始める計画を立て,テクノロジーがどのように役立つか考えてください。

友人や家族は,何か新しいことを学ぶためのすばらしいリソースとなり得ます。しかし,助けることのできる人がいないこともあります。ウェブサイトの信頼性を確認することは大切ですが,簡単な検索でハウツービデオや段階的な手順を見つけることができます。

イエス・キリストの福音を取り囲む自立を育む努力をするとき,わたしたちは聖文や総大会のお話,ディボーショナルを読んだり,「わたしに従ってきなさい」の手引きや教会の機関誌等を読むことができます。これらはすべてChurchofJesusChrist.orgや「福音ライブラリー」アプリ上で入手することができます。また,メモを取ったり,ハイライトしたり,引用文やページをブックマークしたりするための機能もあります。その後,読んだことが真実であることを御霊が証し,神からの個人的な啓示を受けられるように熱心に祈ることができます。

七十人のヒューゴ・E・マルチネス長老はこう述べました。「自立のための努力は,天の御父とその御子イエス・キリストのみもとに戻るようにわたしたちを導く,聖約の道を歩む働きの一部です。それはイエス・キリストを信じる信仰を強め,救いと昇栄の聖約と儀式によって喜びをもって主とつながることができるようにしてくれます。自立はイエス・キリストの福音の教義であって,プログラムではありません。それは生涯にわたって続くプロセスであり,1回限りの出来事ではありません。」テクノロジーは賢明に用いるなら,自立を増し加えるという生涯にわたる取り組みにおいて,わたしたちを助けることができます。

6日目:さらに教育を受ける

今日,わたしたちは何か新しいことを学ぼうと努力することができます。興味のあるテーマを選び,記事を読んだり,動画を視聴したり,ポッドキャストを聴いたりしてください。その特定のテーマに関する預言者や使徒からの最近のメッセージがあるかどうかを見てください。この新たに発見された情報をほかの人と分かち合うことについて考えてください!

アイデアには,新しい言語を学ぶことや,霊的または学術的なテーマに対する理解を深めることなどが含まれます。

ネルソン大管長はこのように述べました。「若い男性と女性の皆さん,わたしたち,皆さん,そして神にとって,皆さんが教育を受けることは常に重要です。」

さらに教育を受ける可能性には,高等教育に登録することも含まれます。多くの単科大学や大学は,学位のためのオンラインコースを提供しています。(BYUパスウェイ・ワールドワイドは,手ごろな価格でオンライン学位を取得するためのすばらしいリソースです!)一部のウェブサイトでは,無料のコースを提供している場合もあります。自立の度合いを高めるのと同様に,信頼できるウェブサイトに頼り,新しいことを学ぶことで生涯にわたる学習に取り組むことができます。

7日目:振り返る

この7日間の計画の最終日に,立ち止まって振り返りましょう。神の救いと昇栄の業の一部としてテクノロジーを使うことに焦点を当て,あなたはどのように成長し,変化してきましたか。テクノロジーついてどのようなことを学びましたか。テクノロジーを使うとき,イスラエルを集めるうえでどのように役立ちますか。

自分の考えやアイデアを紙やオンラインに記録して,学んだことを思い出してください。

メディアを使って神の業を進める能力を高めるとき,わたしたちは人々が従うべき模範となることができます。

マタイ5:14-16にはこうあります。

「あなたがたは,世の光である。山の上にある町は隠れることができない。

また,あかりをつけて,それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において,家の中のすべてのものを照らさせるのである。

そのように,あなたがたの光を人々の前に輝かし,そして,人々があなたがたのよいおこないを見て,天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」

イエス・キリストの光を分かち合うことは,生涯を通じて行うことができます。神の業を推し進めるために,神がわたしたちに与えてくださったリソースを活用してはどうでしょうか。

  1. ラッセル・M・ネルソンとウェンディー・W・ネルソン「シオンのつわもの」(ワールドワイド・ユース・ディボーショナル,2018年6月3日)参照,「福音ライブラリー」

  2. ラッセル・M・ネルソンとウェンディー・W・ネルソン「シオンのつわもの」,「福音ライブラリー」

  3. ラッセル・M・ネルソンとウェンディー・W・ネルソン「シオンのつわもの」,「福音ライブラリー」

  4. 例えば,十二使徒定員会のデビッド・A・ベドナー長老は,次のように教えています。

    「わたしたちは,この最も注目すべき神権時代に生き,学び,奉仕するという祝福を受けています。この特別な時代にわたしたちが享受できる完全さの重要な側面は,救いの業を可能にし,加速させてきた技術革新と発明の奇跡的な進歩です。列車から電報,ラジオ,自動車,飛行機,電話,トランジスター,テレビ,コンピューター,衛星通信,インターネットに至るまで,わたしたちの生活に祝福をもたらすテクノロジーやツールのリストはほぼ無限です。これらの進歩は皆,末日において主の業を速める働きの一環なのです。……

    主は御自身の業を速めておられます。この時満ちる神権時代に,通信の分野でこのように強力な技術革新や発明がなされているのは偶然ではありません。ソーシャルメディアのチャンネルは,非常に大勢の個人や家族に,実際的な影響を及ぼすことのできる世界規模のツールです。そしてキリストの弟子であるわたしたちが,これらの霊感によるツールを適切かつ,より効果的に使って,永遠の父なる神とその子供たちのための幸福の計画について,また世の救い主であられる御子イエス・キリストについて証する時が来たとわたしは確信しています。末日における福音の回復が現実のものであることを宣言し,主の業を成就させる時がやって来たのです。……

    愛する兄弟姉妹の皆さん,この神権時代にこれまで成し遂げられてきた,ソーシャルメディアを通じた福音のメッセージの伝達は有益な始まりですが,小さなしずくでしかありません。わたしは今,このしずくを洪水に変える助けをするよう皆さんに呼びかけます。今日この場所から始めましょう。義と真理に満ちたメッセージで地を満たすように皆さんに強くお勧めします。このメッセージは真正であって,人々を教化し,称賛に値するものです。そして文字通り洪水のように地を満たすのです。」(「ソーシャルメディアによって洪水のごとくに世界を満たす」,『リアホナ』,2015年8月号,48)

  5. ラッセル・M・ネルソン,「大切な第二の戒め 」,『リアホナ』,2019年11月号,99-100

  6. デビッド・A・ベドナー,「子孫の心は向かうであろう」,『リアホナ』,2011年11月号,26

  7. ラッセル・M・ネルソン,「平和をつくり出す人が必要です」, 『リアホナ』,2023年5月号,99-100

  8. ゲーリー・E・スティーブンソン,「証を養い,証を述べる」,『リアホナ』,2022年11月号,112

  9. デビッド・A・ベドナー,「ソーシャルメディアによって洪水のごとくに世界を満たす」,『リアホナ』,2015年8月号,35

  10. ヒューゴ・E・マルチネス,「子供と青少年に自立を教える」,『リアホナ』,2022年5月号,95

  11. ラッセル・M・ネルソン,「波に乗る」,『リアホナ』,2013年5月号,45

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