わたしに従ってきなさい
人生の目的とは何ですか


人生の目的とは何ですか

地上で生活する間,わたしたちは肉体をいただき,神の戒めに従うかどうか試されます。死すべき世での経験は,わたしたちがより天の御父に似た者となるためのものです。

霊的に備える

あなたはどのようにして人生に喜びを見いだしましたか。 どんな経験が霊的に成長する助けとなりましたか。

若い男性は天の御父のようになるためにどんなことをしていますか。

以下の聖文や資料をよく祈って研究してください。 あなたは定員会の会員と何を分かち合うべきだと感じましたか。

2ニーファイ2:25(わたしたちは喜びを得るために造られた)

アルマ12:2434:3242:4(この人生は試され,神と会うために準備をする時間である)

3ニーファイ12:3-12(救い主,神に似た特質を幾つか挙げられる)

3ニーファイ12:48(天の御父はわたしたちが御自身のように完全になることを望んでおられる)

家族―世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号,129

キャロル・F・マッコンキー「聖なる装い『リアホナ』2017年5月号,9-12

トーマス・S・モンソン「故郷へ安全に導かれる」『リアホナ』2014年11月号,67-69

ゲーリー・E・スティーブンソン「あなたの4分間」『リアホナ』2014年5月号,84-86

救いの計画」『真理を守る』120-122

救い主の方法で教える

救い主は弟子たちに証を述べるように招きました。 例えば,次のように尋ねました。「あなたがたはわたしをだれと言うか。 (マタイ16:15) 霊感を受けて若い男性に質問をするとき,彼らの答えは証を述べる機会になるかもしれません。

若い男性に指導する機会を与える

定員会会長会の一員が,定員会集会の司会をします。彼は定員会のビジネスについて評議する際に若い男性をリードし,(聖文と小冊子『神への務め』から)神権の義務について教え,アドバイザーまたは定員会の会員に福音のレッスンを教えるように招きます。このための準備として,会長会集会の間に定員会集会アジェンダを記入するとよいでしょう。

学ぶ経験を始める

先週のレッスンを復習し,今週のレッスンを導入するために,以下のアイデアから選ぶか,自分でアイデアを考えてください。

  • 若い男性が先週のレッスンから学んだことを発表してもらいます。レッスンはどのように彼らの生活に影響を与えたでしょうか。学んだことにより,どのように行動が変わりましたか。その行いにより,どんな祝福がありましたか。

  • 中央に結び目を作った長いひもを見せます。結び目の片側のすべてが前世を,もう一方のすべてが来世を表していることを話します。結び目の部分が地上の人生を表していると説明してください。これは定員会集会中に視覚教材として使えます。

一緒に学ぶ

以下の活動は,どれも定員会の会員が人生の目的について学ぶ助けとなります。 御霊の導きに従って,定員会に最も適切なものを一つ,または幾つか選んでください。

  • 各若い男性に紙を一枚ずつ渡し,聖さという言葉の定義を書いてもらいます。若い男性にキャロル・F・マッコンキー姉妹の説教「聖なる装い」を読んで,聖さに関する説明を自分の定義に付け加えるように促します。もっと聖くなるためにわたしたちは何をすることができますか。若い男性に,自分たちが書いた聖さの定義から一つ選び,どうすればその点についてもっと聖くなれるかを話し合ってもらいます。 

  • 若い男性が,このアウトラインで提示されている聖句を探し,死すべき状態の目的について分かったことを分かち合うように勧めます(『真理を守る』120 -122 ページを見ることもできます)。 この目的について知ることにより,彼らの選択にどのような影響を与えますか。

  • 3 ニーファイ12:3 - 12 の至福の教えを読んでもらい,天の御父が,この世でわたしたちに身につけるよう望んでおられる特質を探すように勧めます。 聖文中の人物や周りにいる人々で,これらの原則の良い模範となっている人を思い浮かべてもらいます。 3 ニーファイ12 章の救い主の教えは,神の息子としてのわたしたちの目的を理解するうえで,どのような助けになるでしょうか。

  • 家族-世界への宣言」またはトーマス・S・モンソン大管長の説教「故郷へ安全に導かれる」のどちらかを定員会の会員に渡します。 定員会の会員に,読みながら,神の息子としての人生の目的について教えている言葉や表現に印をつけるように言います。 若い男性に自分が印を付けたものを分かち合い,その理由を説明するように勧めます。

  • 定員会の半分に,ゲーリー・E・スティーブンソンビショップの説教「あなたの4分間」のノエル・パイクスペース選手について読んでもらい,残りの半分の会員には同じ説教の中からトーラ・ブライト選手について読んでもらいます。 これらの話から人生の目的について学んだことをそれぞれ分かち合ってもらいます。 数分時間を取って,スティーブンソンビショップの説教の残りの部分を読み,二人の選手が「4分間」をどのように使っていたか深く考えてもらいます。 若い男性の何人かに考えを分かち合ってもらいます。

若い男性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。 彼らは人生の目的をもっとよく理解しましたか。 どんな思いや印象を持ったでしょうか。 ほかに質問はないでしょうか。 この教義にもっと時間を費やすべきでしょうか。

教師へのヒント

「生徒をレッスンに引き込む一つの方法として視線を合わせる方法を活用する。 目を合わせて教えるとき,あなたの注意はレッスンの資料ではなく,生徒に向けられているのである。 生徒が意見を述べたり質問をしたりするときに視線を向けることによって,あなたが生徒の話に関心を持っていることを知らせることができる。」(『教師,その大いなる召し』71)

ビデオ―「聖典を使って互いに教え合う」

1:45

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行動するように勧める

司会をしている定員会会長会の会員が,閉会行事を司会します。彼は以下を行うことができます。

  • 学んだことについて自分の証を分かち合う。

  • 定員会の集会で受けた印象にそって行動するように定員会の会員を励ます。