わたしに従ってきなさい
なぜ安息日を聖く保つよう命じられているのでしょうか


なぜ安息日を聖く保つよう命じられているのでしょうか

主はわたしたちに恵みをもたらすために安息日を定め,聖く守るように命じられました。安息日を守ることで,神を敬い礼拝し,聖約を守るというわたしたちの決意を表すのです。また,主と家族にさらに近づき,永遠の見地で物事を見ることができるようになり,霊的な力を得ます。安息日はわたしたちに肉体的な労働を休み,主を礼拝する機会を与えてくれます。

霊的に備える

安息日を聖く保つことで,あなたはどのような祝福を受けていますか。安息日にふさわしいこと,ふさわしくないことをどのように判断していますか。日曜日の集会に出席することはなぜ大切ですか。

安息日が与えられている理由を若い女性が理解することはなぜ大切なのでしょうか。安息日を尊びたいという願いを彼女たちに植え付けるために,あなたはどのように助けることができますか。何をすることが安息日にふさわしいかを自分で判断できるように,あなたは若い女性をどのように助けることができますか。

若い女性が,安息日と安息日を神聖に保つことの大切さを理解するうえで,どのような聖句や資料が助けとなるでしょうか。

創世2:2(安息日の起源)

出エジプト20:8-11;31:13(安息日を聖く保つ)

イザヤ58:13-14(安息日を守ることから得られる祝福)

ルカ23:55-24:1(十字架での死後,イエスの体に香油を塗ろうとした女性たちは,安息日が終わるまで待った)

教義と聖約59:9-13(安息日を守るなら,世の汚れに染まらないでいることができる)

モーサヤ13:16-19(わたしたちは安息日を守るよう命じられている)

ヘンリー・B・アイリング「安息日に抱く感謝の念」『リアホナ』2016年11月号,99-102

ラッセル・M・ネルソン「安息日は喜びの日」『リアホナ』2015年5月号,129-132

ケビン・S・ハミルトン「しっかりつかまる」『リアホナ』2013年11月号,99-101

安息日」『真理を守る』10-11

安息日を守る」『若人の強さのために』30-31

ビデオ―「彼は少年時代に哀れみを学んだ」

1:16

救い主の方法で教える

救い主は教えていた人たちに,質問をしたり自分の考えを述べたりする機会をお与えになりました。あなたがこのレッスンの準備をするに当たり,若い女性が安息日に関して自分の考えを分かち合い,意味ある質問をするよう励ます方法をよく考えてください。

ビデオ―「私たちは改心します」

3:43

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経験を分かち合う

毎回のクラスの最初に,前回のレッスンで学んだことを生活に取り入れたときの経験について分かち合い,教え,証するように若い女性に勧めます。それによって個人的な改宗が促され,福音が日々の生活に関連していることを理解できるように助けることができます。

教義を導入する

今週のレッスンを導入するために,以下のアイデアから選ぶか,自分自身でアイデアを考えます。

  • 若い女性に,安息日を守ることによって受ける祝福のリストを作ってもらいます。どうすれば安息日を聖く保つことができるでしょうか。

一緒に学ぶ

以下の活動は,若い女性が安息日の目的を理解する助けとなるでしょう。御霊の導きに従って,クラスに最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。

  • 若い女性一人一人に,ヘンリー・B・アイリング管長の説教「安息日に抱く感謝の念」を読み,わたしたちが安息日に感謝することができるとアイリング管長が述べていることをリストにするよう勧めます。 若い女性に,お互いのリストをともに比較して,気づいたことを分かち合ってもらいます。説教の最後に載っているアイリング管長の勧めを一緒に読み,それを実践するよう全員にチャレンジします。

  • 安息日は喜びの日」というお話を3つか4つのセグメントに分けます。若い女性たちに,グループや個人でそれらのセグメントを読んでもらいます。安息日を喜びの日とする方法について,若い女性たちはどのような学びを得るでしょうか。安息日の振る舞いが喜びをもたらすものとなるように,若い女性たちはこれからどのように生活を変えるでしょうか。

  • 若い女性を二人一組に分けます。各組の一人には教義と聖約59:9-15を読んで,安息日に行うよう求められている事柄をリストアップするように,もう一人には安息日を聖く保つときに約束されている祝福を16-19節から探すように言います。二人がそれぞれ見つけたことを相手に伝え,安息日を尊ぶ大切さについて話し合うよう言ってください。主が安息日を定められた理由をクラスで話し合うように勧めます。若い女性一人一人が自身の生活の中で,主が定められた安息日の目的を達成するために何ができるか考えるよう言います。

  • 安息日に行う事柄について,それが適切であるかどうか,どのように判断するのか若い女性に尋ねます。教義と聖約59:9-13と『若人の強さのために』(30-31ページ)を読み,役立つ原則を見つけるように勧めます。若い女性の一人一人に,日曜日に自分が行っていることについて考え,それらが原則に添っているかどうかを自分で判断するよう言います。どんなことでも変える必要があると感じることを変えるよう,若い女性を励ましてください。

  • 『若人の強さのために』を若い女性に配り,「安息日を守る」の項から,安息日を守る理由と方法を探すように言います。それらを自分たちの生活でどのように実践できるかについて考え,発表するよう言ってください。安息日を聖く過ごすことに関する経験を分かち合うよう勧めます。友達から日曜日に不適切なことをするよう誘われた状況を想像するよう言います。どのようにすれば,その友達に安息日の意味を理解してもらい,また,自分が安息日を聖く保つことを選択している理由を分かってもらえるでしょうか。

  • ケビン・S・ハミルトン長老の説教「しっかりつかまる」の最初の2段落から,長老の父親の話の箇所を,大会ビデオで見るか,あなたが話して聞かせます。この話から,若い女性は,安息日を守ることの大切さについて何を学ぶでしょうか。若い女性に,ハミルトン長老の説教から,「安息日をどのように守るかについて,一人一人が決断するべき多くの選択肢があります」で始まる段落をコピーして渡します。その段落を読んで,二人一組で,安息日の活動として「良い」「より良い」「最も良い」もののリストを作ってもらいます。自分の作ったリストをクラスの人たちに紹介するように勧めます。

若い女性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。安息日を守ることによって得られる祝福が理解できたでしょうか。何を感じ,どんな印象を抱いたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費やした方が助けになるでしょうか。

学んだことに従って生活する

今日学んだことに従って生活するにはどうすればよいか考えるように,若い女性に勧めます。例えば,彼女たちは以下のことを行うことができるでしょう。

  • 安息日をさらに聖く過ごすために,変えなければならないことを一つ日記に書く。

  • 「これをすることで,わたしはもっと天の御父に近づけるだろうか」と紙に書き,それを家の目立つところに貼って安息日の活動について思い起こせるようにする。