2022
小さなことがちがいを生み出す
2022年9月号


お友達の経験談

小さなことがちがいを生み出す!

ほほえんでいる男の子

ぼくはクラスでいちばんせが低いです。時々,クラスのみんなのようにせが高かったらいいのにと思うことがあります。でもお母さんは,せの高さよりもぼくの価値観が大切で,クラスのみんなより小さくても,ぼくにはいろんなことができると言ってくれます。

何かをなくしたときや,こわくなったときには,していることをやめていのります。天のお父様はいのりにこたえてくださいます。

ぼくはいとこやほかの子供たちが算数や英語や作文を勉強するのを手伝います。家のお手伝いをします。ペットの世話をします。宣教師に絵をかいたり,手紙を書いたりします。何か新しいものを買ったり,手に入れたりしたときは,ほかの人と一緒に使います。通りでこまっている人を見たら,あげられるものをあげて,毎日その人のためにいのります。

小さいころから,お母さんは読み聞かせをしてくれました。ぼくたちはモルモン書の物語や聖書の物語,機関誌『フレンド』を読みます。もう9才ですが,お母さんは今でも読み聞かせをしてくれます。お母さんが一緒に読んでくれないと,ねむれません。でも今は,ぼくがお母さんがねむくまで本を読んであげることもあります。

ぼくは小さいですが,これらの簡単なことを行っています。天のお父様とイエス・キリストが小さな子供たちを愛しておられることを知っています。ぼくを愛してくださっていることを知っています。ぼくも天のお父様とイエス様を愛しています。ぼくのゆめは,宣教師になることです。そうすれば,小さなことをもっとたくさん行って大きなちがいを生み出すことができるからです。

イラスト/アダム・コフォード