2022年
祈っている間,何も感じません。どうすれば祈りをもっと意義深いものにできるでしょうか?
2022年6月号


「祈っている間,何も感じません。どうすれば祈りをもっと意義深いものにできるでしょうか?」For the Strength of Youth—青少年の強さのために』2022年6月号

質疑応答

「祈っている間,何も感じません。どうすれば祈りをもっと意義深いものにできるでしょうか?」

謙遜さと感謝と誠意を持つ

若い男性

「祈りは神聖なものです。意義深い祈りは,謙遜なものです。ぼくは神に何かを求めるだけでなく,自分が何に感謝しているかを伝えています。モロナイが教えているように,信仰をもって誠心誠意祈るようにしています(モロナイ10:4参照)。そのような祈りはほんとうに,深遠で厳粛なものを感じる助けになっています。」

アングボ・K,20歳(コートジボワール)

なぜならという言葉を付け加える

若い女性

「わたしは祈りの中でなぜならという言葉を使うのが好きです。なぜならという言葉を付け加えると,自分がなぜ祈っているのかを天の御父に説明できます。例えば次のようにです。『どうかわたしの友達または家族が癒されるよう助けてください。なぜならわたしはその人を愛しているからです。』これはわたしの祈りをより意義深く,心のこもったものにするうえで,ほんとうに助けになっています。」

エライザ・G,17歳(アメリカ合衆国,メリーランド州)

祈りは聖霊を招きます

若い女性

「毎日祈り続けてください。聖霊をもっと感じやすくなるよう,天の御父に助けを求めてください。聖霊と祈りについては,『福音ライブラリー』アプリでも詳しく学べます。きっと大きな助けになるでしょう。」

エレナ・J,13歳(グアテマラ)

ペースを落とす

若い女性

「わたしたちは時々,祈ること自体が目的になってしまっている場合があります。ほかの人が祈り求めていることを聞いてそれを自分も口にしているだけで,自分の心の中にあることをほんとうに言ってはいないのです。祈りは,神に話しかける機会です。手っ取り早く済ませるものではありません。時間をかけて,心の中にあるものを打ち明けてください。」

マーセールズ・O,15歳(トンガ)

神に感謝し,助けを求める

若い女性

「祈りは天の御父との会話ですから,御父に話をしてください!自分を幸せにしてくれたものについて,神に感謝するとよいでしょう。神に助けを求めることもできます。天の御父がわたしを御存じで,愛してくださっていることを思い起こすと,わたしは祈りが止まらなくなります。救い主がわたしのために多くの苦しみを受けられたことを知っている自分にとって,せめて行えることは,心から祈ることです。」

イングリッド・R,15歳(ブラジル)

自分の祈りについて思い巡らせ,深く考える

「いつでもどこでも祈ることができますが,正しい考え方を持たなければなりません。主の御霊を感じるためには,誠心誠意祈らなければなりません。祈りながら自分の言葉について思い巡らせ,深く考えてください。どの祈りも唯一無二で,ほかと異なるものであるべきです。」

エリッサ・T,15歳(アメリカ合衆国,ミズーリ州)

注意をそらすものを避ける

「祈っている間は,ほかのことに思いを向けないで祈りだけに集中するようにしてください。祈りは賜物であることを理解する必要があります。祈るとき,わたしたちは天の御父と話しているからです。わたしたちは神が与えてくださった祝福を思い起こすことができます。」

レベッカ・J,14歳(インド)

有意義な会話をする

「わたしは祈りは天の御父との実際の会話だと考えるようにしています。そんなふうに祈るとき,わたしは幸せを感じます。それはちょうど,友達と楽しく会話した後と同じような感じです。また,一人になれる場所に行って声に出して祈ると,もっと集中しやすくなり,祈りをさらに意義深いものにできることも発見しました。」

ドット・V,12歳(アメリカ合衆国,ノースカロライナ州)