2017
神権の誓詞と聖約
2017年4月


家庭訪問メッセージ

神権の誓詞と聖約

よく祈りながらこの資料を学び,何を伝えるべきか分かるよう霊感を求めてください。扶助協会の目的を理解することで,神の娘たちはどのように永遠の命の祝福へと備えられるでしょうか。

Kansas City Missouri Temple

神権の誓詞と聖約はわたしたち個人に適用されます。そのことを理解すればするほど,わたしたち姉妹は神権の祝福と約束を受け入れやすくなるでしょう。

十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老はこう述べています。「主と神聖な聖約を交わし,それらの聖約を尊ぶ人は皆,個人の啓示と天使の働きの祝福を受け,神と親しく交わり,完全な福音を受け,そして最終的には,イエス・キリストとともに御父の持っておられるすべての相続人となるのです。」1

神権の誓詞と聖約がもたらす祝福と約束は,男性と女性の双方に与えられています。中央扶助協会会長会の顧問を務めたシェリー・L・デュー姉妹は,「主の宮で受ける最高の儀式に含まれる完全な神権は,夫婦一緒でなければ受けられない」と語っています。2

中央扶助協会会長のリンダ・K・バートン姉妹は次のように呼びかけています。「教義と聖約第84章33節から44節にある神権の誓詞と聖約を覚えるように勧めます。そうするときに,神権についてより深く理解できるように聖霊が助け,驚くべき方法で霊感と励ましを与えてくださることを約束します。」3

ジョセフ・スミスが扶助協会に与えた指示には,「神権の特権と祝福と賜物にあずかる」ように女性たちを備えるという意図がありました。これは神殿の儀式を通して達成されます。

「神殿の儀式は神権の儀式ですが,男性や女性に教会の職を授けるものではありません。〔それらの儀式は〕主の民が男女を問わず『高い所から力を授けられる』〔教義と聖約38:32〕という主の約束を成就〔するものなのです〕。」4

その他の聖句と資料

教義と聖約84:19-40121:45-46www.lds.org/callings/relief-society?lang=jpn

Relief Society seal

信仰 家族 扶助

  1. M・ラッセル・バラード「男性と女性と神権の力」『リアホナ』2014年9月号,36参照

  2. シェリー・L・デューの言葉。『わたしの王国の娘—扶助協会の歴史と業』128で引用

  3. リンダ・K・バートン「神権の力—全ての人が享受できる」『リアホナ』2014年6月号,18

  4. 福音のテーマ「神権,神殿および女性についてのジョセフ・スミスの教え」参照,www.lds.org/topics?lang=jpn