2017
フアン・A・ウセダ長老
2017年11月


教会のニュース

フアン・A・ウセダ長老

七十人会長会

フアン・A・ウセダ長老

若い宣教師のとき,ペルーのマチュピチュ遺跡までハイキングしている途中で,フアン・A・ウセダ長老は狭い道を滑り落ちました。何本かの枝に必死にしがみつき,川から610メートル(2,000フィート)の高さの所でぶら下がりながら,助けを求めて激しく祈りました。その日の朝は口先だけで祈っていましたが,「死にそうになったとき,心から祈りました」とウセダ長老は語っています。まさに落ちそうになったときに,別の宣教師が安全な場所に引っ張り上げてくれました。

その日に学んだ多くの教訓の一つは,「『いつもキリストを信じ〔る信仰を働かせ〕ながら,誠心誠意』常に祈る」ということですとウセダ長老は述べています(モロナイ10:4)。

ウセダ長老は2010年4月3日に中央幹部七十人として支持されました。2017年8月1日に七十人会長会に召されたときは,宣教師管理部の管理ディレクター補佐および北アメリカ南東地域の地域補佐として奉仕していました。

2010年から2013年まで南アメリカ北西地域会長会で顧問を務め,2013年から2016年までは南アメリカ北西地域の会長を務めました。

ウセダ長老はペルーで教育を受けました。リマのホセ・カルロス・マリアテギ・インスティテュートに入学し,そこで会計学と広報を学びました。また,セントロ・アンディノ・デ・GE・インスティテュートで経営管理学を学びました。サン・ルイス・ゴンサガ大学を卒業し,広報の学士号を取得しました。

ウセダ長老はペルーおよびボリビアの地域ディレクターとして教会教育システムで働きました。2003年,父親の家業を援助するために,ペルーを離れ,アメリカ合衆国のニュージャージー州に引っ越しました。

ウセダ長老は1972年に教会員となり,それ以来,ペルー・リマ伝道部の専任宣教師,ステーク日曜学校会長会,ビショップ,高等評議員,ステーク会長会顧問,ステーク会長,ペルー・リマ北伝道部会長(1992-1995年),地域七十人など,多くの召しを果たしてきました。

1979年3月にマリア・イサベル・ベンデスと結婚しました。夫妻には5人の子供がいます。