テレンス・M・ビンソン長老
七十人会長会
テレンス・M・ビンソン長老は,救い主は決して遠い存在ではないと信じています。「主はいつも近くにおられます。特に聖なる場所において,また必要なときにいつでも主を身近に感じます」と2013年10月の総大会で証しています。「時には,思いも寄らないときに,主がわたしの肩をたたいて愛を伝えてくださっているように感じます。」
かつて,ビンソン長老が十二使徒定員会のジェフリー・R・ホランド長老と一緒に歩いていたとき,ホランド長老がビンソン長老の肩に手を回して,愛していると伝えてくれました。「もしも実際に主と歩む特権を頂いたなら,主が同じように御腕を肩に回してくださるのを感じるでしょう」とビンソン長老は述べています。
2018年3月31日に七十人会長会の会員として支持されたビンソン長老は,神の愛は「この上なく麗しい気持ち」だと言っています。
2018年8月1日に新しい召しに就く予定のビンソン長老は,2013年4月6日に教会の中央幹部七十人として支持されました。当時,太平洋地域において七十人第八定員会会員として奉仕していました。現在はアフリカ西地域の地域会長を務めています。
ビンソン長老は,数学と統計学の学士号,教育・教授学の卒業証書,応用財政学の修士号を取得しました。経歴には,大学における教授,研修,講義も含まれていますが,主として,財務アドバイザーやファンド・マネージャーとして働きました。
ヤングアダルト時代,教会について深く学んでいたとき,ビンソン長老は力強い霊的な印象を受けました。そして,成長するため,またまだ解明できていない疑問への答えを見つけるために,教会に入るべきだとはっきり感じたのです。長老は,翌週バプテスマを受け,確認されました。
それ以来,「わたしは主がわたしに何をするよう期待しておられるかを知り,わたしのすべての疑問に答えがあることが分かりました。」
1974年にバプテスマを受けて以来,ビンソン長老はビショップリック顧問,ビショップ,高等評議員,ステーク会長会顧問,地区代表,伝道部会長会顧問,神殿儀式執行者,地域七十人として奉仕してきました。
長老は1951年3月12日,オーストラリアのシドニーで生まれました。1974年5月にケイ・アン・カーデンと結婚し,夫妻には6人の子供がいます。